今年も1月16日に経営計画発表会を開催することが出来ました。私の発表は1時間10分位でしたが、長期事業構想を中心に会社の未来を語ったつもりです。今年感動的なことが2つありました。1つは、2部の懇親会の演出です。私と専務に内緒で書かれた大きな額縁の寄せ書き、1人1人の言葉が熱く、経営者としての責任と社員の人達には、まだまだ何もしてあげられていないのに「感謝の言葉」大変申し訳なく、これから社員の期待に応えられる人間に自分を変え成長させていこうと決意しました。もう1つの感動は、基調講演を今年もお願いした坂本先生の話です。川崎市に「日本理化学工業」という会社があり、坂本先生はこの会社を「日本で一番大切にしたい会社」と断言されていました。毎年200社以上の会社訪問をされていて、最も感動、感銘を受けた会社だそうです。この会社は70名位の社員がいますが、その70%が知的障害者で普通は知的障害者を採用するとき最低賃金の除外申請をするのですが、申請をしていなくて、1人当り15万円〜20万円の給料を支払っているそうです。一般的には障害者の給料は2〜3万円よくて5〜7万円です。きっかけは、49年前に養護施設の先生が、この会社の社員は幸せな顔をしているという理由で、今年卒業する生徒の就職を頼みに来られたそうです。しかし社長は責任を持てないということでお断りしたそうです。合計4回来て断ったそうです。しかし、先生はどうしても諦めきれず最後に、この子達に就業体験をさせたい、働く喜び、働く楽しみを与えて下さいと頼まれ、2週間だけ無料で働くことを承知したそうです。彼女たちは休み時間もとらず、昼休みも惜しみ働いたそうです。約束の期限が来たとき、社員が社長に直談判。「我々が面倒を見るから社長どうか採用してやってほしい」と言ったそうです。
坂本先生は社長からこの話を学生と一緒に聞き終えたとき60歳を超えた女性がお茶を出してくれました。社長が、今の女性がその時採用した人ですと教えてくれました。坂本先生は感動で涙が止まらなかったそうです。私もこの話を聞いて涙が出ました。坂本先生の感性のすばらしさ、よい先生に出会ったと心底思いました。私達は、もっともっと、簡単に自分を変え成長させ、世の中のお役に立てることが出来るのに自分のリスクのみを考え、行動していない。世の中には、立派な人がたくさんいる。会社の規模だけではなく、世の中に必要とされる会社、大切にされる会社になりたいと、またそのような会社を会計、財務の面からお手伝いさせて頂きたい。これが古田土会計の使命なのだと確信しました。
若い経営者でも汲トっぺんの大嶋社長(32歳)からも業界を活性化させること、社員に夢を与えることの大切さを学ばさせて頂きました。大嶋社長は設立3年余で飲食業で最も2006年に影響を与えた人に、吉野屋の阿部社長とともに選ばれました。たった3年で業界に影響を与えられる人間になれるのです。すごい人です。若い人では、上智大生が朝5時より新宿駅前を2時間かけて掃除をしているそうです。インタビューする人の「いつまで掃除を続けるのですか」という質問に、「掃除をさせていただいているのです・・・」と答えたそうです。20歳の若者の言葉とは思えません。すごい人達が出て来ています。日本の未来は明るい。私も会計事務所業界をもっともっとお客様に喜ばれる、感謝される業界に変えていきます。
古田土 満
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