-かなりお忙しい一日でしたね。いつもこんなにお忙しいですか-
[十河] 月初はかなり忙しいですね。というのは15日までお客さまへ月次決算書のご説明をするのがうちのルール。理想を言えば5日です。私の担当するお客さまは15社なので、毎日最低でも2社、多いときは4社のお客さまを回ります。
だから夜になると身体はぐったりです。でもお客さまが本当に首を長くして待ってくださっているのを知っているから、気持ちだけは全然疲れていませんね。
-これは毎月ですか?15日までだとかなりスケジュール的には大変ですね。-
[十河] もちろん毎月です!多くの会計事務所が、たまにしかお客さまのところに行かない、と聞きますが、私たちには考えられないことですね。お客さまは早く数字を見たがっています。だから15日というのもちょっと遅いくらいですね。
だから極力10日、理想は5日までに持っていけるように、お客さまの経理を早く締めていただくように月末になるとバンバン催促のお電話をしていますね(笑)。ちなみにうちでは25日過ぎたらサービスの価値はゼロだと評価されます。所長の方針は「月次が一番、決算は2番」で、これは徹底されていますね。
-かなり長い時間ご説明をされていましたが-
[十河] はい。最低でも私の場合は1時間半はかかります。経理のチェックをしてから月次決算書のご説明をするのですが、だいぶ理解してきたといっても、数字に強い、というレベルまで達しているお客さまは多くありません。だから何度も何度も繰り返しご説明しています。
ただこれも説明の仕方が下手だとお客さまに伝わらない。だから前の晩に一通りシミュレーションしてみて、これならお客さまも理解してくださるだろう、とか、あの社長にはレジュメを持っていって行こう。そして電卓叩いてもらって数字を書き込みながら覚えてもらおう、とか考えています。あれ?なんかこれって家庭教師みたいですね(笑)
-噂では古田土会計は毎年100社以上も新しいお客さまが増えていくとか-
[十河] これは会計業界でも突出して多いと思います。私もそうですが、新しいお客さまの多くは、現在のお客さまからのご紹介がほとんどです。やはり、他に月次決算に異常なまでにこだわっている会計事務所がないからではないでしょうか。そしてスピードも異常に早いですから(笑)。
ただ、本質は常に社員全員がお客さまに対して感動を与える仕事をしたいと考え、実行しているからだと思います。そんな姿をお客さまはきちんと見ています。そして評価してくださいます。結果的に、ご紹介を下さるんだと思います。
だから、お客さまがドンドン増えていく社員は、それだけお客さまに感動を与えている、という考えが事務所の中にはあるんですね。
-初めてのお客さまには最初どんな風に接するのですか-
[十河] まず、過去2期分の財務分析を無償で受けていただいています。大抵のお客さまは途中で「話はわかった。で、来月から始められるの」とお聞になられますね。数字に弱いことがいかに危険なことか理解されたのだと思います。
本当は、どの社長も数字に強くなりたい、という強い願望があるんですね。ただ、税理士は来ないし教えてくれない、本を読んでも良くわからない。忙しいからおざなりになってしまう。でも心のどこかでいつかはきちんとしたい、そう思っているのです。
だから、私たちの説明を聞かれると「そうだよ!これなんだよ!こんなサービスを探していたんだよ!」と大喜びされるんです。
-話は変わりますが、十河さんは他の会計事務所から転職されてきたそうですが-
[十河] はい。2年前にある税理士事務所から転職しました。以前の仕事はどちらかといえば経理のチェック中心で、月次決算といえるほどのものはなく、試算表を送るだけ、という感じでした。
でも今は会計のコンサルティングをしている、という実感がある。お客さまが私の話を聞いてドンドン業績を伸ばされているという充足感もあります。だからとても楽しい。お客さまからも信頼されている気がします。
-最後にこれから新しく仲間に加わる方にコメントをお願いします-
[十河] はい。お客さまのために自分ができることを追求したい人にはぜひ仲間になっていただきたいですね。逆に、ただ監査して数字をきちんと合わせたい、ということだけに燃える人は向かないかもしれない。
きちんと早く数字をチェックすることは当たり前なんです。それではお客さまは感動しません。それ以上の何かを与えることができて初めて感動を与えることができるんだ、と思っています。そのひとつが毎月15日までにご説明にあがる月次決算だと思っています。
-今日はありがとうございました-
|