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倒産しないためには、BS中心の経営計画書作成が必要

当社は、新規で顧問契約を交わした中小企業経営者との最初のミーティングで、必ず、「財務体質強化を目標にしましょう」とお話しします。

その後、「つぶれない会社を作るコツ」の説明をし、「会社は儲からなくて倒産することはありませんが、財務体質が悪くキャッシュが枯渇した時に倒産をします。」「倒産しないためにはBS中心の経営計画書を作る必要があります。」と続けていきます。

当社は中小企業の健全経営の指標に自己資本比率(純資産÷総資産)50%を算出しています。現在、自己資本比率25%の会社がそれを達成しようとするのであれば、『純資産を倍にするよりも総資産を半分にする努力をするのが先』と指導していきます。

どういうことか、支払手形や借入金の返済方法を例に取って簡単にご説明しましょう。

B/Sの左側の勘定項目、受取手形、売掛金、棚卸資産を少なくしたうえで支払いを行なうと1円の税金を支払う必要がありませんが、利益から支払いを続ければ税金がかかります。それだけではなく、純資産は税引き後の利益の蓄積であるため、税金を払った分お金が社外に出ていきますのでなかなかキャッシュが増えていかない構図が派生してしまうのです。

このように、支払い方法でお金の残り方が大きく変わっていきます。財務体質の強化を図っていくにはフローではなくストック中心で経営を考えていくことこそ、中小企業経営者には必須で、そのためにBS中心の経営計画書作成を当社は説くのです。

お金を残し続けていくのは、社員とその家族を守るためです。経営者は、BSを知らないではすみません。是非、経営計画書の作成を通じて知見を高めていって下さい。