古田土会計グループの
ブログ blog

教育すべきは社員ではなく経営者

PDF版はこちら

 

 

会社経営において一番重視すべきこと

 

 

中小企業の経営者が会社経営において一番重視すべきことは何でしょうか。
売上を拡大して利益を出し続けることでしょうか、社員教育でしょうか、社員と家族を大事にする経営をすることでしょうか。

私はこれらは全て違うと思っています。
経営者の仕事は今後10年先、20年先も生き残れる会社にすること、会社を倒産させないことです。

今成長していて利益が出ていてもいつ成長が止まり赤字になるかわかりません。
むしろ急成長している会社ほど倒産しやすいのです。社員教育しても未来は保証されません。社員教育をいくらしても倒産します。

倒産するかどうかは社員ではなく社長で決まるからです。
何故会社は潰れてはいけないのか。それは、社員と家族を守るためです。
そのために経営者は時代の変化に適応するために商品・サービス・製品ビジネスモデルを変化させなければならないのです。会社が永続するために社長がやるべきは、社員教育ではなく、自分自身を教育することです。


社員を守るため

1月10日に古田土会計グループの経営計画発表会が開催されました。
社員とお客様約950名に参加していただきました。特にお客様は、わざわざお金と時間をかけて来てくださり感謝です。
基調講演は、㈱武蔵境自動車教習所代表取締役会長 高橋勇様でした。
会長の話にほとんどの人が感動したと思います。最高でした。

会長の話では、武蔵境自動車教習所の年間入所数は東京でずうっと第2位、日本で第3位だそうです。
しかし、2035年には自動車教習所は廃業をする宣言を社員にしたそうです。普通の会社の社員なら将来に希望がもてなくなって辞めていきますが、社員のモチベーションは高く生き生きと働いてくれています。

経営理念は「共尊共栄」、使命は社員を守ること、何のための事業か、それは社員満足、お客様満足、地域社会に貢献するため。
具体的にはサマーフェスティバル(花火大会)、フリーマーケット、餅つき大会等すごい数です。
売上金は全て東京車人基金を通して、寄付しているそうです。
会長の話では社長(娘さん)は現在サンフランシスコにある大学で子育てをしながら勉強とコンサル会社を経営しているそうです。現地を見学して、会長が気づかれたことは自動車はやがて自動運転になり、運転免許証は必要なくなるのではないかということです。
社員は約200人いますが、2035年までに子会社10社を設立し、社長を任せる。

現在は、保育園、介護タクシー、企業研修、車の販売保険レンタカー、人材育成等の支援事業で5社が設立されています。
これらの新事業を始めたのは、全て社員を守るためだと強く言っておられました。社長の仕事は、自社の10年先、20年先を予想して自社の商品、サービス、ビジネスモデルを変えていくことです。いくら社員教育をしても、社長が事業の未来像を社員に示さなかったなら社員は将来が不安になり辞めていきます。武蔵境さんは、会長、社長が事業の未来像を示しているから、社員が生き生きと働き社員から、新商品、サービスが提案され続けています。

 

 

新商品「古田土式後継者養成塾」

 


古田土会計Gの発表は、飯島社長が90分間しました。
私は一切話をしませんでした。私よりもわかりやすく、今後何を重点にすべきか、また内勤で働いてくれている人のことも考え、彼女達をどのように成長させていくかという方針と具体策が明文化されていました。
社長ならではの経営計画書になっており、この経営計画書を参考にして経営計画書を作ると「人を大切にする経営」ができると確信しました。
本当に後継者達に恵まれたと吉田専務と運がよかった、感謝しかないと言い合いました。


高橋会長の話にあったように会社の未来を決めるのは商品・サービスです。
飯島社長が考えた新商品で感心したのは「古田土式後継者養成塾」です。
一般の後継者の塾は、プロのコンサルタントが講師です。コンサルタントのお客様は社長であり、後継者ではありません。そのために社長の都合のよいように指導します。上からの目線で指導を受けるので納得がいかないことが多いのです。

古田土会計の塾長は後継者である飯島社長です。
後継者である飯島が後継者の立場であるべき姿を指導します。他のコンサルタントではできない学びの場です。こういうことを考えつくのがすごいと思っています。十分に差別化された新商品です。自画自賛です。申し訳ありません。

今年の経営計画発表会は最高でした。


相談日:3月28日(土)・4月25(土)

古田圡 満