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経営者が絶対知らなくてはならない3つの経営指標
(企業体力指数を高める経営)

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中小企業の経営者が絶対知らなければならない3つの経営指標

 

中小企業の経営者が絶対知らなければならない3つの経営指標とは、

1.損益分岐点比率 2.総資本経常利益率 3.自己資本比率です。

 

 

 

損益分岐点比率

 

損益計算書(P/L)による儲けの判断として、売上高経常利益率が使われますが、業界が違うとほとんどあてになりません。

私達会計事務所は仕入がないので売上高経常利益率が5%なら、損益分岐点比率が95%なので危険企業、全く油断不可です。

売上高経常利益率3%でも粗利益率(m率)30%の会社は、損益分岐点比率(f/m)は90%で健全企業です。

 

P/Lで経営者が目標とすべき指標は、f/m比率です。売上高経常利益率ではありません。
f/m比率では(収益性)と(生産性)を見ます。

 

粗利益を人件費で割る労働生産性はよく使われます。

MQをFで割る固定費生産はf/m比率とうらはらなので、f/m比率は生産性の指標でもあります。

 

しかしいくらf/m比率が低くてもホテル業、不動産業のような装置産業は設備投資に多額の資金が必要なため

多額の借金を抱え毎年多額の借金返済と納税に苦しみ安全な企業とはいえません。

そこでいかに少ない資本で多くの利益を出しているかという経営の(効率性)の目安として総資本利益率を見るわけです。

 

 

 

 総資本経常利益率

 

総資本利益率(ROA)は総資本回転率(=売上高÷総資本)×売上高経常利益率(G率)で計算されます。

新型コロナウィルスによる経済縮小は当分の間続くならG率はF(固定費)を削減する努力をしても下がると思います。

 

対策は総資本回転率を高めることです。

 

売上が増えないなら、総資産(=総資本)を思い切り減らせばよいわけです。

古田土会計ではこの回転期間を通常1回転、目標1.5回転、理想2.5回転としています。

ROAの目標を5%、理想を10%としています。

理想の10%に近づけるためにはG率が2.5%なら回転期間4回転を目指すことになります。

売上高の1/4に総資産を減らすことを目指します。

目標を5%にするなら2回転でよいわけです。

 

日本は台風、水害、地震が多くコロナウィルスも発生しました。

自然災害により、棚卸資産、機械等が水につかれば資産ではなく死産になり廃棄費用がかかります。

土地、建物も同じです。

 

すなわちB/Sの資産の部に計上されているものは、預金以外は価値がなくなったり、マイナスの財産になりうるのです。

ですから総資産を圧縮する経営に舵を切る必要があります。

経営の効率性が高まります。

 

 

 

自己資本比率

 

3つ目の自己資本比率(純資産÷総資産)は(安全性)の指標です。

 

自己資本比率は高ければ高いほど安全性が高いのですが、これだけでは不十分で、プラス資金がたくさんあることです。

 

いくら自己資本比率が高くても資金が棚卸資産、売掛金、固定資産に使われて手許資金がなかったら危険企業です。

さらに借金が少なくても支払手形が多かったら、もっと危険企業です。

自己資本比率を高めるには総資産を圧縮し、預金を増やし、支払手形と借入金をなくすことです。

 

古田土会計では、自己資本比率は最低限30%、理想は60%以上としています。

①ROAと②自己資本比率を掛けた経営指標が企業体力指数です。


効率性と安全性を掛けて企業を評価します。

 

古田土会計では最低限150以上①5%×②30%。
目標300以上①6%×②50%、理想600以上①10%×②60%としています。

 

利益が増えないなら今は、自己資本比率を高める経営に努力したらどうでしょうか。

P/Lは全社員の努力、B/Sは社長がつくるものです。

B/Sは社長の姿勢でもあります。

コロナウィルスなんぞに負けてはなりません。

 


プラス面を見つけましょう。

私は初めて私専用のパソコンを買ってもらいました。

遠方のお客様とテレビ電話で話せます。移動時間がないので、日本中のお客様に古田土式月次決算書で指導できます。
とても楽しみです。

 

またうちのお客様の浜野製作所様が5月7日のフジテレビ「たけしのアンビリバボー」で1時間のドラマになって放送されました。

とても感動的でかつ中小企業の魂のすばらしさを感じました。

過去最高の視聴率で感動と感謝の約1万件のメール、手紙、電話があったそうです。

 

古田圡はいつでもお客様の経営、財務の相談にのります。

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古田圡 満