古田土会計グループの
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『中小企業は小さな一流企業を目指せ』 (大きさではなく社員の幸福を目指せ)

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熱意あふれる社員の割合は?

 

2019年10月30日日本経済新聞1面の記事に「あなたにひとつの問題です。

日本において、熱意あふれる社員の割合は果たして何%だと思いますか?」とありました。

熱意あふれる社員6%、139か国中132位と世界最下位レベルです。」全世界1,300万人の米ギャラップ社の調査(2017年発表)です。

ちなみにアメリカは32%と高い数字です。

日本では、その他に「他人の足をひっぱっている24%」「やる気がなく働いている70%」という調査結果です。

ギャラップ社の調査が私達中小企業に来ることはないので大企業で働く社員の実態なのでしょう。

 

会社が一流かそうでないかは、有名か有名でないか、売上や利益の規模、社員数で一般的に判断されていますが、規模ではなく、質や働いている社員の意識も大事なのではないでしょうか

少なくても熱意あふれる社員の割合が6%しかいない会社の94%の社員は一流の社員ではないことは確かです。

今月は、質と社員の意識で中小企業ではあるが、一流の会社が日本にはいっぱいあることを書きます。

 

 

規模の量ではなく、質によって中小企業を評価

 

会社の評価といえば銀行の格付表がありますが、中小企業はどんなに内容がよくても格付が4以下です。(社長の成績表・銀行版)規模が格付を低くしています。

また帝国データバンクの評点分析では、中小企業はCランク上位の65点が最高でそれ以上のBランクになることはありません。

こちらも規模が中心です。

すなわち、中小企業はどんなに内容がよくても、超優良企業にはなれないのです。

そこで私は規模の量ではなく、質によって中小企業の評価をしようとして「社長の成績表・中小企業版」を作成し、中小企業の格付を行なった結果、浅井工業株式会社様は、社員15名の水道工事会社ですが6つの経営指標の全てが5点満点中5点です。

しかもすれすれの5点ではなく、目標値をはるかに超えています。

社長は2代目ですが、人柄がよく誰からも好かれ古田土会計とのつき合いも30年近くになります。

3代目の息子さんも入社し、息子さんのルートで若い社員も入社してくれています。

水道工事業はどこも人手不足ですが、若い社員が定着しているということは、社風がよく中小企業だからこそできる家族的経営をしているからだと思います。

 

 

社長も社員も自社に誇りを

 

会社が一流かどうかを銀行等の世間一般では売上高、資本額、社員数などの量で判断しますが量ではなく質で判断するのが正しいので「社長の成績表・中小企業版」では全て比率で格付をしています。

銀行等の格付けがそれほど高くなくても、古田土会計の格付が高ければ立派な超優良会社です。一流の会社です。

社長も社員も自社に誇りを持ってもらいたいと思います。

中小企業でも評価が4点以上の超優良会社はいっぱいあります。

企業が一流かどうかは数字だけでなく、会社の姿勢や社員の姿勢も大事です。

やる気のない社員や他人の足をひっぱっている社員が90%以上いる会社が一流であるはずがありません。

 

私は一流の会社は、業績が優れているだけではなく、社員の人間性も高くなくてはいけない、自社の損得よりも利他の心により行動し尊敬される社長のもとで理念、使命感を共有する社員の集団であると思っています。

理念、使命感の共有は、大企業では無理ですが中小企業なら出来ます。

大企業と中小企業では社長が見ている方向が違います。

中小企業の社長は、全社員の顔が見えます。家族も見えます。

社長が1人1人に会社の理念・使命感を熱く語ることができます。

社員の幸福を追求する経営ができます。

社員が熱意にあふれ生き生きと働いている会社が一流会社で、世間に誇れる会社です。

 

中小企業は小さくても一流会社になれるのです。

一流とは本物ということです。

 

 

12月の相談日 12月12日、19日、26日

 

古田土 満