
- 運送業
- 社員数200名
売上・利益がV字回復し、経営基盤は盤石になった。
課題「二代目へと事業承継するタイミングで、様々な課題が持ち上がった。」
創業者から二代目に事業承継するタイミングで、環境も大きく変わり、
大口顧客一社に依存できない状況になり、新たな販路を拡大するか固定費を
削減するかを模索しなければならなくなった。
創業以来30年に渡り会社を支えてきた先代に頼りすぎていたが故に、
優秀な人材はいたものの、各現場責任者が自ら考え行動する組織となっていなかった。
二代目社長は、就任早々、外部と内部のテコ入れが急務な状態であった。
対策「収益構造を変え、大胆な変革を実践」
まず社長に、収益構造の変革や部門別会計を打診し理解していただいた。
その上で、部下への大幅な権限移譲を実践。
結果、利益計画を元に、粗利益の高い業務の内製化、配送ルートの見直しによる人件費の圧縮を実現。
売上拡大、利益増大に結び付き、いわゆるV字回復を遂げた。資金繰りも安定し、経営基盤は盤石となった。
担当者より 2010年入社 辻野 良樹
二代目社長に就任し、大きなプレッシャーがかかる中で、組織の活性化や部下への権限移譲を大胆に
実施したのが大きな要因です。今後は、利益計画と資金繰り表を作成されているので、
未来の事業構想を一緒に考え、経営計画書に盛り込んでいくことを予定しています。