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kitanaiji 汚い字シリーズ

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儲かるしくみをつくりましょう

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伸びている会社を分析して真似をする

 

多くの中小企業は売上高が減少傾向にあり、下げが止まりません。
資金繰りに走り回っていて営業ができなく、ますます売上が落ちるという悪循環に落ち入っている会社もあります。

その中でも少数ではあるけれど、増収増益の会社があります。
業種は関係なく伸びている会社があります。
伸びている会社を分析して真似できないかと私はいつも考えています。

自分の会社が今、売上減少、赤字だとして自分の会社がどうしていたらあのようなよい会社になれていたかをイメージしています。

過去を振り返ってあの時ああしていればもっと成長していた。
あの時欲を出して株や土地を買わなければよかったとかいっぱいあると思います。

それからよい会社の真似をするところを探し出し、実行します。

この時にとても大事なことはよい会社のどこを見るかです。
儲かっている会社は、儲かるしくみをつくっているということです。

 

戦略によって儲かるしくみをつくる

 

儲かる会社にするしくみとは、戦略によって儲かるしくみをつくっているということです。

戦術によるしくみのみでは大きな努力が必要です。
すなわち、私は「挨拶・掃除で会社は儲かる」という本を書きましたが、いくら挨拶や掃除を一生懸命やっても会社は儲からないと思っています。
挨拶や掃除、社員研修によるモチベーションのアップは戦略ではなく、戦術だからです。

戦略が時代の流れに会っているということが大前提です。

自社の商品やサービスが時代に合わなくなったり、強い競争相手や競合するよい商品・サービスができたら市場に存在する価値がなくなります。
生き残り成長するためには、自社の商品やサービスを進化させるしかありません。
これは戦術ではなく戦略です。
もし会社が挨拶や掃除、社員教育で儲かるようになったら、それはもともとよい商品とサービス、お客様があったのを社員教育等の戦術により儲かるしくみができたと思ったほうがよいと私は思っています。

「企業は人なり」と言われますが、この人とは社長です。
社長が学ぶべきは、「儲かるしくみをつくる戦略」です。

これは人から教えてもらうというより社長が現場を見たり、人から話を聞いたりして、考えて考えてしぼり出すものではないでしょうか。

渡辺美樹社長は「人材の質が競争力の決め手」という考えから
「設備や資本の大きさではなく、人材が競争力をきめる事業しか参入しない、この質の高い人材がお客様のことだけ思って行動し、お客様の喜びを自分の喜びとすることに最大の価値を見い出す経営を実現する。」
と言っています。

戦略が「人材が競争力を決める事業」です。

 

古田土会計の戦略商品

 

古田土会計の戦略商品は月次決算書と経営計画書の作成指導です。

この2つの商品があり、掃除、挨拶により会社が元気で明るく、吉田専務をはじめとして社員がお客様に喜ばれようとして熱心に仕事をしているから、開業以来27年連続増収で去年は損益分岐点が80%以下になりました。

ライバルはうちの真似する人が少ないのです。
雑誌を発行している会社の社長の話だと「古田土会計のやっていることは面倒くさい」のだそうです。

技術を学ぶことには熱心でもお客様に喜ばれること、社員の人間性を高めることに熱心な同業者は少ないので、市場は無限にあり、ますます安定的に成長し、会社は儲かり社員が増えていくのがはっきりとイメージできます。

大事なことは儲かる事業構造をつくり出す戦略です。
人からパクるのは、儲かるしくみをつくる戦略、次に戦術です。

(追)この文章はえらそうなことが書いてあります。古田土会計では業務ミスもあり、お客様に多大なご迷惑をおかけしていることもあります。
言っていることとやっていることが違っています。その差をなくすために努力をしています。
これを承知で読んで頂ければありがたいです。

 

古田圡 満