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kitanaiji 汚い字シリーズ

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経営計画発表会2009

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「礼」を美しくする

 

1月14日 古田土会計グループ第27期経営計画発表会を行いました。
参加者はお客様が約600名、全員で700名と去年より200名超も増えた過去最大の規模の発表会でした。

最初は全員に起立してもらい国旗に対して「礼」をしてもらい全員で「君が代」を斉唱しました。
後でお客様から全社員が大きな声でしっかりと国歌を歌っている姿が立派だったとほめて頂きました。

私達が今回特に気をつけたのは「礼」を美しくすることです。
特に国旗の前でいかに美しい「礼」をするか気をつけました。

私は1月に5回位は新年会に出ましたが、国旗が正面にあっても「礼」をしない大臣、区長、国会議員、都会議員、区会議員があまりに多いのに驚きました。
我々のリーダーが国旗に敬意を払わない姿はみっともなく尊敬されないのはあたりまえだと思います。

 

社員のために作り、社員のために発表する

 

経営計画発表会は全て社員が企画しました。私は発表しただけです。
去年と同じでは我々のプライドが許しません。我々は毎年成長しているからです。

当然参加して頂ける人数も増え、来て頂いたお客様の感動も去年以上でなければ創造性を発揮したことにはなりません。
私の発表する内容、姿は当然として、二次会での演出は社員が本当に頭を使って、どうしたらお客様に喜んでもらえるかを考えた結果、担当社員が来て頂いたお客様1社1社に感謝の手紙を渡しました。

お客様にも喜んで頂けました。
社員一人一人が頭を使う会社になってきました。よい社風になりつつあります。

私は今年の発表では、社員の未来像と社員に夢や希望を持ってもらえるように経営計画書に書き、発表しました。
それは経営計画書は社員のために作り、社員のために発表するものだからです。

多くの会社の社長は自分の夢や会社の未来は語るのですが、あまり社員のことを語りません。
話を聞いてくれているのは、社員なのに社員の夢、未来を語らないのでは社員が本気になって、社長に協力するでしょうか。

経営計画発表会は社長が社員に協力をお願いする場なのです。

 

人を幸せにする経営を実行している日本理化学工業㈱

 

基調講演は日本理化学工業㈱の大山会長にお願いしました。

社員数は74名でそのうち55名が知的障害者の会社です。
ダストレスチョークでは30%のシェアだそうです。
全社員の75%が知的障害者で皆さん正社員として働いています。
カンブリア宮殿というテレビ番組で彼らが生き生きと働いている姿を見て感動し、これが本当の経営だと感心しました。

働くという字は漢字ではなく国字であること、人の為に動くことが働くということ
また人の幸せは
①愛されること
②ほめられること
③人の役に立つこと
④人に必要とされること

によって得られるが③~④は働くことで得られることをお坊様から教わり、彼らが本当に一生懸命働く意味がわかったこと等多くことを教えて頂きました。

会長は彼らの面倒を見ていたわけではなく、彼らが会長を育ててくれたとおっしゃっていました。
会社が彼らを生かす環境を整えてあげれば彼らは能力を発揮し、一人前の仕事ができるのだそうです。
例えばある仕事を一人前にできなくてもその工程を5つに分けて集中させて5人でやれば、健常者5人と同じ位の仕事をするそうです。

大山会長のところは人を生かし、人を幸せにする経営をなされています。

私達は会社の評価を上場しているとか、会社の規模で判断しがちです。
本当に我々が目指すべき会社の姿は、日本理科学工業㈱のような人を幸せにする会社ではないでしょうか。

古田土会計では大山会長にお願いして会社見学会を行うことに承諾して頂きました。
4月頃を考えています。
百聞は一見にしかずと申します。参加者を募集します。

 

古田圡 満

 

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