あなたの会社に元気と未来を届けます!

CLOSE

kitanaiji 汚い字シリーズ

アーカイブを選択してください

トップダウン経営をする

PDF版はこちら

 

会社経営は、100%社長しだい

 

私共の経営計画書には、所長の決意として次のことが書かれています。

「人間は過去の経験則から現在の問題を解決しようとしますが、世の中が大変革するときには、過去の経験則は役に立ちません。
ボトムアップでみなで話し合いよきに計らえでは駄目なのです。
ボトムアップ経営は右肩上がりの経済で現状を変えなくてもよいときのみ通用します。
今はトップダウン経営のときです。
トップダウン経営とは、社員一人ひとりが持つ能力なり意見を経営者が吸い上げてトップダウンで実行させることです。
しかし、ワンマンのトップダウン経営は危険です。
ただし戦術レベルではボトムアップ経営が正しい。」

私はよくお客様から、今よい業界はどこかとか、景気はどうか、どういう会社がよいかとか聞かれますが、私が答えられるのは、どの経営者がどのような経営をしているから業績がよいのです。ということです。
すなわち会社経営は、100%社長しだいとしか言いようがありません。

いくらデフレで景気が悪いと言っても、例えば自動車業界では、トヨタとホンダは業績がよく、業績の悪かった日産が社長がゴーンさんに変わったとたんに過去最高の利益を出しているわけです。
まして、我々中小企業は、政治や景気のせいにしたって、誰も助けてくれません。
与えられた経済環境の中で先を読み自社をつぶれない会社に変革していくほかないと思います。

 

時代の流れを読み、トップダウンで会社を変えていく

 

経営者の一番の仕事は時代の流れを読み、世の中の変化に自社を適応させることです。

多くの経営者は、会社はいつぶれるか不安でいっぱいです。
明日にでもつぶれるのではないかと思っているのは現状です。
ですからお金の使い方、社員の待遇は慎重にならざるをえません。

しかし、この経営者の気持ちは社員には伝わりません。
よく経営者の方から、社員に危機意識がないと言われます。
しかし、これは立場が違うのですから、同じ危機感を持てというのが無理な話だと私は思っています。

そのかわり、経営者は、トップダウン経営により、スピードを持って会社を変えていくわけです。
会社が変わるのは、経営者が先頭に立って実行したときのみです。
実行力のない社長では、時代の変化に自社を変化させっる実行力のない社長では、会社は存続できません。

経営者の戦略、戦術を社員に実行してもらうための最大にして最強の動具は、経営計画書です。
経営計画発表会で経営者が社員に協力をお願いして、社員が経営方針の実行に協力すると誓うわけです

会社は社長しだい、トップダウン経営が正しい。
だから社長業は楽しい。
夢を語り、夢や想いを実現させる最高の場が会社です。

 

古田圡 満