あなたの会社に元気と未来を届けます!

CLOSE

kitanaiji 汚い字シリーズ

アーカイブを選択してください

社長の夢

PDF版はこちら

 

セントラルサービスシステム 野口卓社長との出会い

 

11月12日に私共のお客様である、セントラルサービスシステム(CSS)の社長である野口卓様が51歳という若さで亡くなりました。
私と同じ年です。

野口社長と私との最初の出会いは昭和60年の夏です。
私は開業して3年目です。
社員は妻1人。結婚7ヶ月目頃です。
事務所は私の自宅のある吉野ビル301号室、突然入って来て「今度経理を頼むよ」とあけっぴろげに突然言われて、私も妻も少々びっくりしたものです。
場所は同じマンションの2階でした。
セントラルさんは品川区から本店移転して来たばかりのときでした。

私と野口社長とは性格も全然違うものですから、一緒に酒を飲むということもありませんでしたが、経理の打ち合わせで同席すると自分の仕事に対する誇りと自信にあふれていました。
私と同じ年でこんなに自信を持てることの凄さを感じました。

また上場するにあたって、何のために上場するかという目的についても、会社で皿洗いをして働いている人達の仕事を世の中に認知してもらうこと。
そのために呼び方を英国の貴族のパーティーを仕切る仕事をしている人から「スチワート」と名付けたと聞きました。

 

物事の本質をつく野口社長の「ものの見方」「考え方」

 

今年の私共の経営計画発表会にも講演していただきました。
去年の6月に店頭公開し、多忙なうえに病気療養中のところを来ていただき感謝しています。

その講演の中で国旗を掲げ、国家を歌っておられますが、本当の国旗、国家の由来を知っている人、手をあげてくださいと言われて、私は手をあげられませんでした。
それがくやしくて私はいつもカバンの中に由来を書いたメモを持ち歩いています。

会社の成長とともに人も成長するものなのでしょうか。
それとも、もともとあった才能が会社の成長とともに開花するものなのでしょうか。

ここ10年位の野口社長の言動や毎日送っていただいているCSSの「かわらばん」を読ませていただくと、こんなすごい文章がどうして書けるのかと物事の本質をずばり言っている「ものの見方」「考え方」は気づかされることばかりでした。
その文章を私がマーカーを引いて全社員に読んでもらいたくてまとめて下さったので是非多くの方々に読んでいただきたく、今月の資料として添付させていただきます。

 

社長の夢は社員とともに、お客様ととも

 

社長の夢は社員とともに、お客様とともにあります。

社員が育ってくれているのだろうか。
うちの会社で働いてくれて社員は幸せなのだろうか。
これからも面倒を見られるだろうか。

不安の中で自分の夢を社員の人達と共有し、共に成長していきたいという強い想い。
またお客様には信頼されて歓んでもらえて、できたら感謝され、尊敬される仕事をしたい。という強い想いを持ち、その夢に向かって走っているのが中小企業の社長です。

来年も「夢に日付と数字」を入れて、経営理念を実現するために頑張っていこうではありませんか。

 

古田圡 満