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kitanaiji 汚い字シリーズ

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中小企業が日本を支えている

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全労働人口の7割以上を占める中小企業

 

税務署に届出を出している法人の数が約270万社、
このうち黒字申告をしているのが30.3%の約80万社、
4,000万円以上の所得を申告しているのが71,076社です。4,000万円以上の申告をしていれば全企業の2.7%以内に入る優良企業というわけです。

このうち、30人以下の企業が85%、100人以下となると99%になります。
全労働人口の7割以上は中小企業に勤めています。

 

中小企業の雇用と事業が国を支えている

 

国が成り立っているのは税収入が入るからです。
税金は誰が払っているのか、会社が払っています。

ほとんどの税金は事業から生み出されます。
もし会社がなくなったら、働く場がなくなるので、個人の所得税もなくなり、お金も使えなくなるから、消費税も少なくなります。

よく学校の先生や一部の評論家が会社の悪口を言いますが、学校の先生の給料は税収から支払われています。
彼らは会社があるから生活出来るということを深く認識すべきです。

我々は企業を成長、拡大させることによって、多くの雇用を生み出し、毎月給与を支払っています。
そして法人税を払い、社員が所得税、消費税等多くの税金を払うことによって国が成り立っているのです。

我々がいなければ国は支えられないと思います。
我々程、国家、社会に貢献している存在はありません。

よくマスコミで出てくる有識者という人達は立派なことを言っていますが、立派なことはやっていないので社会、国家にあまり必要はない存在です。
中小企業は雇用を通して、大きな社会貢献をしている大事な存在です。

 

中小企業での教育こそが国民の人間性を高める

 

大企業は人間性よりも経済性が優先され、社員よりも利益、株主が優先される存在です。
私は中小企業こそが人間性を重視した経営が出来る日本にとって本当に大切な存在ではないかと思っています。

私が5月に小学校の授業参観に行って驚きました。

授業を始める時に起立、礼はなく座ったまま始め、名前を呼ばれても「ハイ」という返事がなく、みんなで国語の教科書が読まれているのです。
こういう教育を受けた若者が会社に入って来ています。

我々中小企業経営者が自己の信念に基づき、強制的でも教育しないと、日本全体が礼儀や規律のないだらしのない国になってしまいます。

私達の会社ではまだまだ不十分ですが、この基本教育に力を入れてから、会社に活気が出て、退職者も以前より減って来ました。

具体的には
⑴挨拶は仕事に優先する、
⑵全員で駅前清掃、社内清掃をする、
⑶席を立ったら椅子を机につける、
⑷落ちているゴミは即拾う、
⑸呼ばれたらハイと大きな声で返事をする、
⑹会議が始まるときは「よろしくお願いします。」終わるときは「ありがとうございます。」、
⑺帰るときは机の上に何も残さない。整理整頓する、等。

幼稚園や小学校の先生から教わることを徹底してやっています。

人が幸せになるために会社があります。
人が幸せになるためには、人間性を高めなければなりません。

今の日本では、会社が最高の人間性を高める場所です。
それが出来るのは、中小企業経営者の高い志と熱き想いです。

我々が立派な日本人を育成しましょう。

 

古田圡 満