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kitanaiji 汚い字シリーズ

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成功するための近道は長時間労働

 

成功した経営者は朝が早く、長時間労働である

 

ランチェスター戦略で有名な竹田陽一先生は、著書「小さな会社儲けのルール」の中で、この会社がすごいなあと思ったら、その会社の社長に「朝何時にきていますか」「日曜、祭日はどうしていますか?」と1,000社は聞いて、労働時間を聞けば、経営内容を想定できると書いています。

結果は、一代で成功した会社は全部朝が早い、ほとんどが朝7時半までには出社していたそうです。
そして例外なく長時間労働です。

例として、「ワタミフードサービス」の渡辺社長は、創業以来ほとんど休みなしで毎朝5:45分出社、「日本電産」の永守さんは、朝6時台出勤をもう30年間。
その他年間休みなしや5,000時間働いている会社社長の例がいっぱい。
興味深かったのは、労働時間にもランチェスター法則があてはまるということでした。

 

労働時間におけるランチェスター法則

 

人生=才能×時間の2乗+過去の蓄積。

才能は凡人で1、過去の蓄積はゼロでもよい。
人生は時間を上げることで思うままにすることが可能だ。
しかも時間は、2乗作用が効く。

7時間労働を基準に計算すると、たとえば人の2倍働くといっても、単純に時間を2倍するのではなく、ルートをかければよいのだそうです。

人の2倍働こうと思ったら、7×√2=10時間。
人の3倍働こうと思ったら、7×√3=12時間。
人の4倍働こうと思ったら、7×√4=14時間。

ランチェスター法則を応用した「必勝の法則」というのがあり、それによると、約3倍投入すると大体勝て、4倍で「圧勝」、つまり1日14時間働けば才能が劣る人でも絶対負けないそうです。

そのうえに「決死型」というのがあって、人の5倍、1日15時間~16時間、年間4,140時間働くことを、10年~15年くらい続けると、自分は人より才能や実力が劣る人でも成功するそうです。

 

ただ長く働くだけで終わらさない努力を

 

私はこの本を読んで自分なりに納得できました。
才能のない私でも会計事務所としては成功しているのは、朝6:30に出社して、1日15時間、月360時間位は働いているからなのだと。

しかし、ただ長く働くだけでは駄目で、経営者としての勉強も人一倍しないといけないこともわかっています。
特に経営者は、マーケティングだと思います。

先日経営者の勉強会に参加して気づいたのは、この勉強がほとんどなされていないことです。
営業の手法を学ばなくて営業をしても無駄が多くなります。

お勧めは、田岡信夫さんの「ランチェスター戦略」今では神田昌典さんの「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」です。

 

古田圡 満