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kitanaiji 汚い字シリーズ

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価値感の同じ人と仕事がしたい

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職場はプラス思考の人間育成道場

 

古田土会計の経営計画書の基本方針の5番目に「職場はプラス思考の人間育成道場とすること」というのがあります。

人生の仕事の結果=考え方(~100~100)×熱意(1~100)×能力(1~100)

人には能力があっても、熱意があっても、考え方が間違っているために、十分な仕事の成果を出さない人がたくさんいます。
多少能力があっても、熱意があっても、考え方がマイナスだと掛け算なので全てがマイナスになってしまうからです。
今は能力があろうと、なかろうと、強い熱意を持ち、プラス思考で行動すれば、人生の結果は必ずよい結果になります。

また、ジャック・ウィルチの

A B C D
能力
考え方

A. 会社のために是非とも協力して下さい。
B. 能力のないことは気にするな、良い上司をつけます。
C. すぐに辞めて下さい。借金してでも退職金を払います。
D. ゆっくり辞めて下さい。

という言葉もあります。

 

仕事における考え方の違いは価値感の違い

 

中小企業を経営していて一番困るのは、能力とか熱意はあるが考え方の違う人間です。
その人が会社の役員とか幹部であることが多いからです。

一般の社員であるなら、困った社員がいてもいつかは辞めてゆくので問題はないのですが、会社の幹部である場合には、経営者の心の中からいつまでも悩みが離れることはありません。

結論としては、腐ったミカンは回りまで腐らせてしまうので、すぐに辞めてもらうのがよいのです。
しかし、仕事ができるので、経営者はなかなか決断できないのが現実だと思います。

彼らは何故自分の考え方を変えようとしないのでしょうか。
会社という組織の中で自分以外のものが見えないのでしょうか。

仕事における考え方の違いは価値感の違いによるものだと思っています。
価値感の同じ人間と仕事をすると仕事が楽しく、困難なことにもチャレンジしようという勇気がわいてきますが、価値感の違う人間と仕事をするのは、不安と心配ばかりで精神的にまいってしまいます。
経営者にとって頭から離れない悩みの種です。

人は価値感が変わると大きく成長します。
社員、幹部が成長するときには、態度、顔色が変わり、何よりも素直になります。
人財とは、価値感の同じ人間と定義してもよいのではないでしょうか。

 

人を教育することの大変さ

 

今月の添付資料として、㈱ワイキューブの安田社長の「仕事の出来ない経験者」という記事を紹介します。
経営者ならばなるほどと思っていただけるはずです。

仕事が出来ない経験者は、実は自分は仕事が出来ると思い込んでいることが原因だという発見です。
面白い記事です。

人を教育するのは自分を含めて大変です。
しかし、くじけることなく、教育は継続だけではなく、積み重ねです。

自分を磨き、理想の会社を創り上げましょう。

 

古田圡 満