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「事業再構築補助金」って実際に使えるの??

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補助金額6,000万円、総予算1兆1,485億円ということで注目を集めている「事業再構築補助金」について、当初は予算規模が大きいので通りやすいのでは?などと言われていましたが、実際チャレンジしやすい制度なのでしょうか。

 

今回はお客様よりお問合せいただいている、事業再構築補助金の実態をお伝えします。

 

お客様から100社近くもの「再構築案」が…

 

 

実際、ヒアリングシートを通して100社近くの再構築案が集まりました。

 

しかし、その中で実際に1次公募にてチャレンジされたお客様は20社程度に留まりました。

 

新事業のプランが事業計画を書けるまでに固まっていなかったり、要件を満たさずに断念されたり、プランを練り直して2次公募以降でチャレンジされるお客様が多くいらっしゃいます。

 

では、どのような点が要件として難しかったのでしょうか。

 

 

申請に至るハードルである「製品等の新規性要件」と「市場の新規性要件」

 

「新分野展開」の場合、要件として「製品等の新規性要件」と「市場の新規性要件」を満たす必要があります。

 

   主な要件 要件を満たさない例 
製品等(サービス含む)の新規性要件 ①過去に製造等した実績がないこと

②製造等に用いる主要な設備を変更すること

これまでパウンドケーキを製造していた設備で新商品の焼きプリンを製造する場合
市場の新規性要件 既存製品等と新製品の代替性が低いこと アイスクリーム販売➡かき氷販売の場合

アイスクリームのお客様がかき氷購入に流れるため要件を満たさない

 

 

 

 

この2つの要件から、リスクの高い④多角化をしないといけないのか、と勘違いされる場合がありますが、②商品開発もおおいに満たす可能性があります。

 

現商品の売上を侵食しない新商品(会計事務所が税務顧問のお客様に労務顧問を新たに提供する場合、現商品の売上を侵食しない)を扱えば要件を満たします。

 

今回の事業再構築補助金の指針は、新事業を考えるにあたってのヒントにもなります。

 

自社であればどのような展開が考えられるか、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。