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REASON なぜ中小企業を元気にするのか?

日本の中小企業は
全企業のうち99%を占めています
中小企業の皆様を
元気にすることで
日本の明るい未来を
目指します

皆様は「日本において熱意あふれる社員の
割合」
は果たして何%だと思いますか?
正解はたったの6%。139ヶ国中132位と
世界最下位レベルなのです。
(2017年発表 米ギャラップ社調査より)

日本の全企業のうち、約99%は中小企業です。日本の明るい未来を実現するには、その中小企業が元気である必要があります。
しかし、日本のサラリーマンは「飯を食べていくため」「お金のため」に働いている人が多く、皆さん顔が疲れ切っていて仕事を楽しんでいるように思えません。
その原因として、多くの中小企業は「売上」を目的とし、そこで働く「人」を売上をつくるための手段としているからです。そういった会社は“売上高:5年で〇〇億目標”などの数値計画を立てるだけで、そこで働く社員は自分が大切にされている実感が湧かず、お客様に商品・サービスを提供する喜びや仕事に対する熱意も持つことができません。

企業や会社にとって一番大切なものは「人」です。社長が社員を大事にすることにより社員が幸せになり、幸せな社員がお客様を幸せにし、その結果として売上や利益が生まれます。
なぜ私たちがこのような考えに至り、現在「人を大切にする経営」を行なっているかというと、過去に社内分裂や社員の交通事故で2度ほど大きな失敗を犯し、社員が一気に離れて会社が危機的状況になったことがあるからです。その失敗を機に「社員とその家族の幸せを一生守る」ことを強く約束し、「人を大切にする経営」を明確にするべくを取り組むようになり、顧問先企業様に「人を大切にする経営」を広めることで徐々にその価値観に共感していただける企業様が増えてきました。

このように古田土会計グループは初めから真っ直ぐに、根っこがしっかりとした経営を行なっていたわけではありません。
現在、古田土会計グループがサポートさせて頂いているお客様にも、これから出会うお客様にも、私たちの紆余曲折したこれまでの物語と、中小企業の皆様と一緒に歩んでいくこれからをご共有できれば幸いです。

社員とその家族の幸せを一生守れるように そして、日本の中小企業を 元気にできるように

社員とその家族の幸せを
一生守れるように
そして、日本の中小企業を
元気にできるように

社員とその家族の幸せを一生守れるように そして、日本の中小企業を 元気にできるように 社員とその家族の幸せを一生守れるように そして、日本の中小企業を 元気にできるように
社員とその家族の幸せを一生守れるように そして、日本の中小企業を 元気にできるように

監査法人を退職し、机1つで古田土会計事務所を独立開業

古田土会計の創業者である古田圡満は、独立するまで監査法人を3年半勤めていました。
しかし、当時からお客様と心の通った仕事をしたいと考えていた古田圡所長には、お客様の作成した決算書の粗探しを行い、あまり心と心が結びつくような仕事ができない監査という仕事に不満を感じていました。次第に「自分は一人でもやれるはずだ」と強く思うようになり、独立して会計事務所を開業することに。

そして昭和58年1月11日、とある印刷会社さんに机1つをお借りして中小企業の経営者向けの会計事務所「古田土会計事務所」を独立開業します。
会計事務は初めての業界だったため、開業当初はなかなかお客様からのお問い合わせがありませんでした。そこで古田圡所長は自由な時間を使って毎日図書館に通い、経営についての勉強に励みます。特に、経営コンサルタントの第一人者で「炎のコンサルタント」と呼ばれる一倉定先生の「経営計画」を熟読し、その後の古田圡所長の人生に大きく影響を与えることになります。

社員がなかなか定着せずに会社存続の危機に直面

全国47都道府県にネットワークのある「中小企業家同友会」に入会してから、数社の企業様から仕事の依頼をいただくようになり、開業から2年後に正社員の採用を始めます。しかし、社員を雇っても人財がなかなか定着せず、古田圡所長はどうしたものかと悩んでいました。そんな中、監査法人時代の先輩から事務所の合併を持ちかけられ、合併によって社員が7人から一気に13人に増えることになります。

そこで会社としての勢力が増すかと思われましたが、当時、古田圡所長と先輩が二人ともトップの座にいたため、社員がどちら側につくべきか迷いが生じ、わずか半年で解消することになります。そこで社員の半数は先輩とともに退職。一気に勢力を失った古田土会計は、資金的な面でも、事務所の家賃などを支払うために500万、600万を1年分の運転資金として銀行からお金を借りるほどに、非常に危機的な状況に直面していました。

「こんな広い事務所で大丈夫なんだろうか…?」

強い不安に襲われた古田圡所長は、ガランと静まり返った広い事務所で珍しくぽつっと弱音を吐きます。その姿を見て、当時から古田圡所長を支えていた吉田専務は「私はこのままでは辞めれない」と思い、古田圡に付いていくことを決心しました。

吉田専務をはじめとした仲間が古田圡所長を支えたことで、古田土会計はそこから再出発をはじめます。しかし、ようやく軌道に乗りはじめた平成2年の春、古田土会計事務所にさらなる存続の危機が訪れます。

社員とその家族の幸せを一生守れるように そして、日本の中小企業を 元気にできるように

「一生、社員と家族を守る」と心に誓った出来事

平成2年の春、確定申告の打ち上げのために社員全員でバーベキューに行った際、ある社員が交通事故に遭い、大怪我を負うことに。
それにより多くの社員が辞め、「今度こそ駄目かもしれない…」と、古田土会計は再び存続の危機に陥ります。

古田圡所長はとにかく事故に遭った社員の無事を祈り続けました。古田土会計の代表として、自分が守るべき大切な社員を事故に遭わせてしまったことに誠心誠意謝罪をするため面会に行こうとしましたが、やはり本人とその家族に面会を拒まれ続けました。それでも古田圡所長は約1年半、面会時間にあわせて毎日病院に通いました。

そのとき、会社にとって一番大事なのは売上や利益ではなく、社員とその家族であることを古田圡所長は強く認識します。「どんなことがあっても社員とその家族の幸せを守る義務が自分にはある」。そのような思いから、当時作成していた経営計画書にこのような言葉を追加します。

「一生、あなたと家族を守る」

社員を事故に遭わせてしまったという大きな失敗が、現在、古田土会計が行なっている「人を大切にする経営」の出発点となったのです。

  • 古田圡所長自らの手で初めて経営計画書を作成し、経営計画発表会を開く そして、日本の中小企業を 元気にできるように

    古田圡所長自らの手で初めて
    経営計画書を作成し、
    経営計画発表会を開く

    2度の大きな失敗から立て直した古田土会計は、社員が20人へと増え、徐々に会社として成長していきました。会社が大きくなると、やはり会社の方針を定める経営計画書が必要になります。

    そこで平成3年、初めての経営計画発表会を開き、古田圡所長の手作りによる経営計画書を社員に配布して会社の経営理念や利益目標の発表。

    当時はまだ日本の中小企業で経営計画書の作成や経営計画発表会を行う企業は少ない状況でした。吉田専務も思わず「仕事に対するこういう情熱のかけ方があったのか」とそこで強い衝撃を受けます。

  • 革新的な製品開発・創造的なサービスの提供を行いお客様の喜びの声が仕事へのやりがいに繋がることを実感

    革新的な製品開発・創造的な
    サービスの提供を行い
    お客様の喜びの声が仕事への
    やりがいに繋がることを実感

    日本の中小企業の経営者様は経営熱心で社員想いではありますが、数字にそれほど強くなく、月次決算書も「どう見たらいいかわからない」という方が多くいらっしゃいました。もっと数字の見方をわかりやすく説明できないかと考えた古田圡所長は、監査法人時代に数字を横に比較しながら会社の状況を見ていた習慣を思い出します。
    思い立ったら即実行する古田圡所長は、早速月次の損益計算書を切り貼りして、横に比較できる表を作成して説明するサービスを開始します。

さらに、当時売れていた「人事屋が書いた経理の本」から、マネージメントゲームのストラック図(変動損益計算図)と月次損益推移表を一緒にすることによって儲かるための方法をお客様に提案すると、「必要な数字の見方がわかるようになった!」と大変喜ばれました。

税理士の仕事は古田圡所長が以前勤めていた監査法人とは違い、一生懸命やればやるほどお客様に喜ばれ、そしてそれが自分の喜びとして返ってきます。仕事を通した深い喜び・やりがいから、中小企業の経営をサポートすることで多くの人を幸せに、そして中小企業を元気にして日本の未来を明るくしたいと強く感じるようになりました。
その後も独自のキャッシュフロー計算書や資金別貸借対照表の導入するなど、常に革新的な製品開発、創造的なサービスの提供を行うことで、中小企業庁から「がんばる中小企業300社」を、経済産業省から「攻めのIT経営 中小企業百選」など多くの賞を受賞させていただきました。

これからも社員やお客様の幸せのためにそして日本の中小企業を元気にするために歩んでいく

これからも社員やお客様の幸せのために
そして日本の中小企業を元気にするために歩んでいく

開業から24年間ほどは人財がなかなか定着せず、大きな失敗から立て直しながらも紆余曲折した道を歩んできた古田土会計ですが、多くの人の支えにより2010年には売上高10億円を達成。社員数も2017年で200名を突破しました。また、「人を大切にする経営」の価値観を共有できる社員のおかげで、2013年から本格的な精神障がい者雇用も行えるようになりました。

独立開業時は「自分は一人でもやれるはずだ」と思っていましたが、一緒に働く社員や後継者に恵まれたことで、当時は考えてもみなかった素晴らしい会社になりました。

古田土会計グループは、社員とその家族がこの会社で働けてよかったと思える会社であるように。お客様からは信頼と安心をしてもらえる誠実な会社であるように。そして、日本の中小企業を元気にして日本の未来を明るくできるように、これからも全社員とともに一歩ずつ歩んでいきます。

「人を大切にする経営」を通して日本の中小企業を
元気にするために、
古田土会計グループが実施している
取り組みについてご紹介しています