経営計画
マネるだけ、埋めるだけで作れる経営計画書 作成シート(ダイジェスト版)
空欄を埋めるだけで完成する「経営計画書 作成シート」
中小企業を経営するにあたって、必須とも言えるツールの1つが「経営計画書」です。
中期経営計画、事業計画など、様々な言われ方をすることもありますが、いずれにしても一度は聞いたことがある言葉ではないでしょうか。
しかし、実際には多くの中小企業が経営計画書を作らないまま、行き当たりばったりの経営をしているのが現状です。
このツールは、経営計画書の基本要素をまとめたシートです。
解説を元にして中身を埋めていくことで、オリジナルの経営計画書が簡単に出来上がります。
経営計画書は中小企業の経営に不可欠
経営の課題解決を図る手段として、経営計画書を作成することは非常に有効です。なぜなら、経営課題の主要な原因である「コミュニケーション不足」を大幅に改善できるからです。
経営計画書には、会社として今後向かっていく方向性、目指すべき数値目標、目標を達成した結果として描ける未来像などが記載されています。
会社がどこに向かおうとしているかが明記されることで、会社を取り巻く関係者もその会社に関わることで、どんな未来が待っているのかをイメージしやすくなります。
メリットが提示される事で関係者がやる気になる
経営計画書を作ることで特に喜ばれるのは、「①社員、②出資者・金融機関、③お客様」です。各々に下記のようなメリットを提示することができます。
関係者 | メリット |
---|---|
社員 | 会社や自分自身の明るい未来がイメージできる |
出資者・金融機関 | 融資判断をする際に判断がしやすい |
お客様 | 信頼できる取引先と関わっているという安心感・期待 |
経営計画よくある勘違い「1人社長だから作る必要はない」
1人社長だから経営計画書なんて必要ないという方もいますが、それでも経営計画書は作った方が良いです。なぜなら、1人社長であったとしても、お客様や取引先、金融機関との関わりは存在するからです。
コミュニケーションを円滑にするツールとしての、経営計画書の効力は変わりません。
経営計画書を作成する7つのメリット
ここからは、経営計画書を作成する7つのメリットを紹介します。
・利益が出る体質になる
経営計画書を作る過程で、無駄な支出や機会損失に気づくことができます。結果的に、利益が出る高収益体質の会社に変化します。
・会社にお金が残るので資金的に余裕が出る
利益が出るようになれば、会社にお金が残ります。そのため、少しずつ財務体質が改善していきます。
・社員が元気になる
自分たちがやった事が結果に結びつくことで、社員は自信を持つようになります。また、頑張った結果が賞与などに反映されると、余計に頑張ろうと活気が生まれます。
・社員の定着率が上がる
活気ある社員が増えると、会社内が明るくなります。社内の雰囲気が良くなれば、社員の定着率も向上します。
・自社の事業構造を客観的に把握できる
多くの中小企業は、自社の事業構造を把握していません。客観的に事業構造を知れるだけでも、経営計画書を作る意味は大いにあります。
・関係者(お客様、取引先、従業員、金融機関)からの信頼アップ
経営計画書に会社の未来を記すことで、会社を取り巻く関係者の人たちも安心します。明るい未来を描ける会社には、「ヒト・モノ・カネ」が集まります。
・事業承継の際に役立つ
事業承継を口頭伝達のみで行うのは至難の業です。経営計画書として形に残しておくことで、次の担い手にも無理なく事業を引き継げます。
経営計画書 作成シート利用方法
1)A3で印刷
2)必要項目の記入
3)P.2は真ん中で切って、A4サイズにして使用
4)P.3~11を真ん中で切って、左半分を使う
5)P. 12は半分に折る
6)最後にホッチキスでとめれば完成
無料ツールを活用し、自社の事業構造を把握しよう
中小企業の経営に不可欠な経営計画書ですが、初めて作るには難しい…。そんな方にお勧めの、マネして埋めるだけのシートをご用意いたしました!計画立案の第一歩としてご活用くださいませ。
資料に関するブログはこちら 中小企業経営サポートOnline