徹底する
企業の快進撃は経営理念の徹底にあり
中小企業経営で一番実行しなければならないことは、徹底することではないでしょうか。
4月25日私共の社員が静岡文化大学教授の坂本光司先生の「快進撃企業から学ぶ『超優良企業の経営戦略』セミナー」に参加しました。
先生の6000社に及ぶ取材からわかった企業の快進撃は「経営者の熱意と想いが込められた経営理念の徹底」にあるということです。
古田土会計の考え方が正しいと再認識させられました。
という報告を聞きうれしく思いました。
「形より入って心に至る」という考え方
また、PHPビジネスレビュー5・6月号で、特別企画として「全社員が立ち上がって迎えてくれる会計士事務所」というタイトルで7ページもの紙面で私達を紹介してくれました。
私たちは「形より入って心に至る」という考え方でまず形を決めます。
例えば、挨拶は、「名前を呼んで、相手より先に元気よく、明るく、大きな声でする。」と定義をして、挨拶する場所は、2枚だけカーペットの色を変え、毎朝会社に対しても挨拶するようにしています。
それを私が口うるさくチェックしています。
次に部長がもっと口うるさくチェックしています。
このように挨拶を徹底することにこだわったために、まだ形だけで心がこもっていませんがPHPさんが感動され記事に書いてくれました。
誰が一番経営理念を実践しているのか
次に経営理念の徹底ですが、私はまずリーダー会議でリーダーに聞きました。
うちの事務所で一番経営理念を実行しているのは誰か、次に2番目は。
ここまでは全員が頭の中に名前が浮かびました。
次に3番目はと聞いたら、名前がすぐ出て来ませんでした。
4番、5番は、誰なのかわかりません。
社員全員に聞いても同じでした。
よって、5月のMVPのテーマは「経営理念の実践」としました。
所長、部長の他に誰が一番経営理念を実践しているのか順位を全社員に評価してもらいます。
当然ですが賞与の評価にも適用するためリーダーにも評価してもらいます。
経営理念は私たちの存在価値です。これが全てです。
全社員が真剣に経営計画書を読み、考え方、思いを共有しなければなりません。
上に立つものは高い評価を得なければ信頼されていないということになります。
社員との真剣勝負です。
人を育てることこそが使命
徹底するためには、意味を理解することが必要です。
何故挨拶するのか、何故立って挨拶するのか、会社の何のために存在するのか、利益とは、お客様とは、経営理念とは…これを定義し、繰り返し々説明しています。
何回説明しても挨拶の定義すら覚えてくれません。忍耐です。
担雪埋井の精神で教育して立派な会社にします。
あきらめません。
人を育てることこそが使命だから。
私は毎日45分歩いています。体も心も快です。
佐藤先生から、歩く意味を教えて頂いたからです。
私はアスレチッククラブが嫌いです。
目的が健康とか体を鍛えるためでは、つまらなかったからです。心地よくないのです。
しかし、今は心地よく毎日歩いています。
理由は歩くことによって脳が刺激されアイデア、発想が豊かになり、歩きながらよいこと、夢、目標を口グセで声に出して言っていると、黄金の60代～80代がむかえられると教わりました。
これからが本当の人生です。そのために体力をつけます。
毎日歩き続けます。
楽しく、心を快にして歩きます。
古田圡 満
