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『経営の目的は社員とその家族を幸せにすること』 (9月12日は「理念の日」)

『経営の目的は社員とその家族を幸せにすること』  (9月12日は「理念の日」)

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9月12日「理念の日」に研修を行いました。

9月12日は私と鈴木代表の誕生日です。
私は今年で73歳になりました。
今年は 9月12日を「理念の日」として、会社の近くにある船堀タワーホールで全社員(含む各支店、パートさん)で研修を行いました。
鈴木代表からは、
・理念とは
・理念の浸透とは?
・理念の向き合い方とは?
の話があり、1部では、「理念の浸透の歴史と、理念への向き合い方とは?」のテーマで入社20年~30年の社員トーク、入社10年~20年の社員のトークを聞きました。
現在の理念になるまでには長い年月がかかり、理念も何回か変わりました。
独立当初の理念は「充電して放電する」です。
とにかく勉強と経験を積み、お客様の経営に役立つように商品・サービスを提供するという思いで作成しました。
しかしこの理念は、お客様の数が増え、社員数が増えると技術中心なので限界が来ました。
社員と心をひとつに出来る理念、世のため、人のため、社会に貢献する理念を作ろうと思い、京セラの稲盛和夫氏や「日本で一番大切にしたい会社」の著者である坂本光司先生の考え方を基本にして今の「経営の目的は、社員とその家族を幸せにすること 」になりました。

全社員が行動宣言したものを一冊のアルバムに

2部の勉強会では各テーブルごとに「古田土会計グループで理念が浸透している状態とは」というテーマで討論してもらい、そのために各自が何を実行するのかを行動宣言してもらいました。
全社員が行動宣言したものを一冊のアルバムにセットして私と鈴木代表にプレゼントしてくれました。
264人がメッセージをくれました。
アルバムの1ページ目には全社員で撮影した写真とメッセージに「お誕生日おめでとうございます。ささやかですが、日頃の感謝の形として私たちの理念に対する行動宣言をアルバムにしましたので、プレゼントさせていただきます。掲げたことは必ず実行いたします! いつも私たち社員の幸せを一番に考えてくださりありがとうございます! 2025.9.12 社員一同」
私の大切な宝物になりました。
会社は社員を大切にする、大切にされている社員が理念を実行してくれます。

古田土会計で社員と家族のためにこれまで実行してきたこと

(1)4月2日会社を一日休みにして、東京ディズニーリゾートに社員と家族を招待しています。人数が400人を超えているので、集合することなく、自由に入園してもらっています。 パートで働いてくれる方で夫と子供3人の5人で参加してくれる人もいました。本人以外の入園料は、給与として課税しています。

(2)8月の第一週目、ファミリーデー、社員さんの子供達に職場体験をしてもらいます。古田土円というものを発行し、子供達に働いた分の給与を払い、お父さん、お母さんに弁当、飲物を買ってあげます。この職場体験に今年は70人以上の子供達が参加してくれました。子供達も毎年楽しみにしているというサンクスカードももらいました。

(3)5月のゴールデンウィークには、新入社員13人全員に帰省してもらい、最初の給与で親にプレゼントをしてもらいます。実行したかを確認するためにプレゼントしているシーンを写真に撮って提出してもらいます。人様に喜んでもらうことが自分の喜びだということを気づいてもらう教育です。「仕事の原点は親孝行にあり」です。

10月になると、グループ 全員450人に新潟県魚沼産の最高級のコシヒカリ5kgをお歳暮として贈っています。
私や代表にはお返しは一切しない。
ただし、お礼を言って下さいという教育をしています。
また10月には、社員旅行をします。
国内旅行は家族同伴可能です。
小学生以下の負担はありません。
この他に仙台にあるローズガーデンという障がい者施設より大切な人の記念日にバラの花を送ってもらっています。
多くの会社は社員満足度を高めるために社員に対する給与や福利厚生をよくしますが、私達古田上会計グループは、社員の家族にも喜ばれる福利厚生を実施しています。
一番の福利厚生は、社員と家族の生活を守ることです。

古田圡 満






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