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kitanaiji 汚い字シリーズ

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お客様の立場に立って考える

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博多名物「からし明太子」を生み出した高い志

 

北野たけしさんの「奇跡体験アンビリバボー」という番組で「博多名物からし明太子」を開発した川原俊夫さんの人生がドラマとして紹介されました。

川原さんは明太子の開発に10年の歳月を要し、徐々に売上げが上がるようになりましたが、大量生産は商品の質が落ちるということでしませんでした。
販売委託も価格が上がるということでしませんでした。

そのかわり、10年かかって開発した明太子の製法を仕入業者、同業者、料理屋さん等に公開しました。
ただし最後の「かくし味」だけは教えなかったそうです。

教えなかった理由は、かくし味まで教えると明太子の味がどこも同じになってしまうので、各社が競いあって、独自の味を出せれば、お客様は自分の好みに合う明太子を選べるので、お客様のために「かくし味」を教えなかったわけです。

私はこの話を聞いて感動しました。
「からし明太子」が博多名物として日本中に知れわたったのは川原俊夫さんの高い志があったからです。

平成29年1月の古田土会計グループの経営計画発表会では「㈱ふくや」の川原社長に基調講演をお願いしました。
「ふくや」さんは業界一の売上で経常利益の20%を博多どんたく等の地元のために寄付しているそうです。

世のため、人のためにある商品を広めるためにはよいものを安く提供しなければなりません

昔、電卓が普及したときに、「カシオ」はまず世の中に普及させるために誰でも買える値段を設定し、最初は赤字でも、コスト削減の努力により黒字化させたそうです。

 

経営方針書と数字のチェックがあってこその経営計画書

 

7月11日には古田土会計主催の異業種交流会が行われます。
お客様大百科には、668社のお客様が情報を提供して下さいました。

基調講演は中山匡さんで「失敗をゼロにする起業のバイブル」という本の中に、
「絶対失敗しないために最も重要なことは、勝てるマーケットを見つけるということ。
勝てるマーケットとは、顧客が欲しいと言っているのに、欲しいものが提供されていないマーケットのこと。」
とあります。

私は1社でも多くの中小企業に「人を大切にする経営計画書」を作成してもらって社員と家族を幸せにする経営をしてもらいたいと思っています。

しかし、一般に行われている経営計画のセミナーは高額なうえに多人数で、数字を指導できる補助者がほとんどついていません
参加者からの話では、「理念とかの方針書はすばらしいのだけど数字はほとんどわからなかった」という意見でした。

経営方針書と数字のチェックがあってこそ経営計画書、方針書のみでも数字のみでも経営計画書とはいいません

何故数字のチェックが必要かといえば、「チェックとは、目標に対する実績の差異をとらえて、この差をつめることと定義され、不達成の対策を立てるためにチェックします

目標というものは、我社から見た顧客の要求です。

目標と実績の差は、我社から見た顧客の要求と、実際の顧客の要求との食い違いをあらわしている。
つまり顧客の要求に対する我社の見込み違いを意味している」(一倉定)

 

結果にコミットする古田土会計の経営計画書作成セミナー

 

古田土会計の経営計画書作成セミナーは、赤字会社の経営者でも参加できるように価格を可能な限り安くしました
お客様は9万円、お客様以外は12万円、人数を限定し、少人数にしました。10社限定です。
必ず経営方針書と利益計画、販売計画を作成するという結果にコミットしました。

特に数字は会計事務所の強みを生かして、参加企業の個々の会社を「社長の成績表®」で財務分析し社長様に自社の財務内容を説明し、理解してもらったうえで、利益計画等を作成してもらっているので、お客様満足度がとても高く、3ヶ月先までは満員御礼です。

是非とも社長様と後継者の2人で参加して頂きたいと思っています。

経営者の想いは文書にしないと伝わりません。
経営者の想いが経営方針書として文書化されていると後継者は安心して引き継げます。

古田圡 満