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kitanaiji 汚い字シリーズ

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本気の朝礼

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朝礼で社員のモチベーションをあげ、会社を活性化する

 

古田土会計の朝礼見学に今年になって7月末で799名の方が来られました。

うちのお客様ばかりでなく、銀行員、学生さん、専門学校の学生、税理士事務所の職員、等さまざまな方々が来られました。
見学に来られるのは、多くの会社で朝礼がマンネリ化していて活性化していない。元気がないからと言われます。

私は朝礼ほど社員のモチベーションをあげ、会社を活性化するものはないと確信しています。
朝礼は社員のトレーニング(訓練)のために行うものと定義しています。

何のためのトレーニングかと言うと
⑴経営理念、ビジョンの浸透
⑵うなづき
⑶拍手
⑷人の話の聞き方・人前での話し方
⑸笑顔のつくり方
等です。
情報の共有化の場とは考えておりません。

 

本気で感謝を口にし、人の話を聞く朝礼の場

 

人は自分に直接関係ないものは聞いているふりをしているだけでほとんど聞いておりません。
従って私は朝礼では一日の行動予定以外ほとんど話をしません。
教訓めいた話は日曜の朝8時からの経営計画書の勉強会で話をします。

朝礼を活性化させるためには、朝礼が明るく、楽しく、元気でなければなりません。
朝礼のシーンが「たけしのニッポンのミカタ」で放送され司会の国分太一さんが「すごい会社だなぁ」と言って頂きました。

朝礼の一番最初にやるのが本気のジャンケンです。
本気でやっていると他の人から思われるために、勝ったら「勝ったぁー。」と大きな声で言います。
負けたら「ありがとう~。」と勝った人以上に大きな声で言います。
負けても「ありがとう~。」いうことがポイントです。
「ありがとう」と「感謝します」という言葉は「つきを呼ぶ魔法の言葉」だからです。(五日市 剛)

また人の話を聞く訓練(①自分の価値観で聞かない。②相手の立場で聞く ③話の内容を聞く)や、うなづき、笑顔、熱血拍手のトレーニングもしています。

社員130名のうち100名位は朝礼に参加しますから、自分1人くらいいいかげんにやってもわからないだろうという社員もいます。
リーダー・サブリーダーは見ていて、その場で大声で注意します。
例えば、ハイという返事が小さいと何度でもやり直しをさせます。
人の習慣は簡単には直りません。忍耐力が大事。
何度も何度も注意やり直しをさせてトレーニングで習慣を変えていきます。
訓練により、どんな場所でも堂々と話せたり、人が感動するような態度が身につき、その人の人間性を高めます。
朝礼は人間性を高める最高のステージです。

また、クレームや業務ミスがあると、担当者が全社員の前で業務ミス・クレームの内容と対応とおわびをします。
事実を正しく表現していないと専務や部長・リーダーから厳しく注意されます。

3分間スピーチで、あるリーダーが
「業務ミス報告書が出るたびにこれを糧にして成長してほしいと祈るような気持ちで読んでいる」
と話をしました。
その時に吉田専務が
「私は業務ミス報告書を社員が成長してほしいという気持ちで読んでなんかいません。
私はお客様、特に社長様に対して申し訳なさでいっぱいになります。
私達のミスにより社長様が社長に謝罪するのです。
こんな申し訳ないことってありますか

とすかさず発言したことがあります。
吉田専務は人の話を本気で聞いているからこの言葉が出ました。

 

毎日の朝礼を本気で行うことの意義

 

朝礼は全社員の教育の場でもあります。
朝礼はトレーニングですから、手を抜くと質が落ちます。

今ロンドンオリンピックが開催されていますが、朝礼もスポーツトレーニングと全く同じです。

毎日の朝礼を本気でやる。
手を抜かせないことによって、質がアップし、自然に立派な挨拶、うなづき、笑顔、5Sが出来るようになり立派な日本人になります。

古田土会計は少しでも中小企業のお役に立てるよう頑張っています。
会計・税法という会計事務所の本業のみでなく、異業種交流、朝礼見学とお客様に喜んでいただけることを全社員で取り組んでおります。
活用してください。

古田圡 満