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本当の意味での「良い会社」とは?

本当の意味での「良い会社」とは?

「売上が高いから良い会社なの?」
「そもそも評価される良い会社って何?」
「もっと社員がイキイキ働ける良い会社づくりをするために何が必要?」
などなど。

私たちは職業柄、「良い会社」の定義をよく聞かれます。

そんな中小企業の社長様が悩まれる事例をまとめた書籍『熱血会計士が教える 会社を潰す社長の財務!勘違い』から、ポイントをかいつまんで、お悩みにお答えしていきます。

今回のテーマは、「本当の意味での良い会社とは?」
良い会社は作りたいけど、何から手をつければいいか分からないという方は、ぜひご一読いただけますと幸いです。

▽動画でも解説しています

「良い会社」とは“社長の人間性”で決まる

こんにちは。古田土会計・代表社員の古田圡満です。
さて、「良い会社」とはどんな会社でしょうか?

私は、本当に良い会社とは、社長が社員から信頼されて尊敬されている会社だと確信しています。
財務や経営の正しい知識だけではなく、社長の人間性があってこそ初めて人はついてくるものです。

そして社長たる者は、会社の財務を深く理解し、社員一人ひとりに対しての配慮を念頭に置き、経営をせねばなりません。
売上・利益だけではなく企業のあり方から社員の給与に至るまで、しっかりと考えられる人間性が人を惹きつけるのです。

やっぱり前提は「数字」

世の中の社長の中には、口では「うちはこんな取り組みをしている」と立派なことを言うけれど、実際は出来ていないことも少なくありません。
環境整備や会社の取り組みもそうですが、決算書を見てみると特に社員に対するお給料が少ないことが多いです。

社員の給料が世間相場より低ければ、いくら社長が立派なことを言っても、環境整備を行っても心が伴っていきません。
これでは不平不満が出てくるため、社員は誰もついてきてくれませんよね。

だからこそ前提は「数字」であるべきなのです。
人格と数字は別物ですが、やっぱり良い会社であることの前提は「数字」です。
すなわち財務になります。

良い会社の社長は財務にも強い

「財務のことは経理に任せている」という社長は案外多いものですが、これがそもそも勘違いです。
社長が数字に弱いということは、「経営ができない」「無駄が多い」ということです。

私は、これまで3,000社以上の会社を見てきましたが、BS(バランスシート)が読める経営者はほとんどいませんでした。

セミナーを開催した際に「自分の会社の自己資本率は何パーセントですか?」と聞いても、大抵の人が答えることができません。
実際に資料をお見せして自己資本率が書いてあるのにもかかわらず、授業料を払ってセミナーに参加するような意識の高い方ですら答えられないのです。

ほとんどの経営者によくあるのがPLは分かるが、
・BS(バランスシート)が分からない
・キャッシュフロー(お金の流れ)が分からない
・財務をどう改善したらいいのかが分からない
というものです。

一般的な会計事務所では税務を中心としているため、このようなことは大抵教えてくれませんし、税理士もそこまで気にしていないのが現状です。

だからこそ、社長がしっかり財務の知識を身につけて、会社の状態を把握しなければ「良い会社」は作れないのです。
つまり、本当の意味で良い会社であるためには、社長が財務に強くならなければいけません。

いかに「営業利益」が多い決算書を作れるか

「良い会社」として健全な会社経営をするには世間的な信用が必要不可欠であり、一つの目安として「銀行の格付け」をしっかり意識することが大切です。

そして、銀行が格付けとして決算書で重要視しているのは「営業利益」になりますので、いかに「営業利益」が多い算書を作れるかという点が鍵になってきます。

営業利益とは、簡単に言うと売上から販管費を差し引いた「本業で稼いだ利益」のことを指すため、その会社にしっかり稼げる力があるという証明になる数字です。

例えば、「役員賞与」を販管費に計上している会社が多く存在しますが、財務的に言うならば、「役員賞与」は「特別損失」にするだけでも営業利益の見え方が変わってきます。

一般の税理士が取り扱うのは「税金」なので、そこまでは教えてくれません。
これらは財務の知識があればこその考え方なのです。

前述を踏まえ、「営業利益」が多い決算書をつくるために必要なノウハウは「財務の知識(理解)」ということになります。
そして銀行からの評価が上がり、お金も借りやすくなり、金利も安くなるため安定した会社経営に繋がっていくのです。

本当に良い会社であるためには財務を理解し、会社が良くなる考え方を備えることが必要なのです。

バランスの悪さに気づかないことは危険

そして次に重要なのは会社の「お金」のバランスになります。
すなわちB/S(バランスシート)をしっかり理解した上で会社経営を行うことです。
ですが、驚くほど多くの社長がB/Sの本質を理解していないのも現状です。

B/Sとは、一言で表現するなら「会社が保有している資産と、その調達方法を金額で示した表」です。
これまでの会社経営で積み上げてきたお金の累積を把握することができます。

よくあるケースとしては、土地・建物などの不要な資産を多く持ち続け、お金が足りなくなる度に借入金に頼るため、どんどん負債が増えていくパターンです。

なぜ、このようなバランスの悪さに気づかないかというと、やはりほとんどの社長は財務を人任せにしていてしっかり理解できていないからです。
ここで言いたいのは、財務を理解するということは、会社経営の安定を意味するということです。

そして「勘定合って銭足らず」とよく言いますが、B/S(バランスシート)やP/L(損益計算書)でもわからないお金の流れ把握するために「キャッシュフロー計算書」も重要な役割を持っています。

私たち古田土会計事務所は、毎月のキャッシュフロー計算書で、儲けた利益がどこに消えて、どこにお金を使っているのかをお客様にお知らせしています。

多くの会社のお金がなくなる一番の原因は、借入金の返済額が多すぎることですが、そこでキャッシュフロー計算書を見ることによって具体的なお金の流れが見え、明確な対策を打てるのです。

そういったポイントを踏まえ、会社全体の「お金」のバランスを整えることが重要となってくるのです。

まとめ

本当に良い会社の社長は、人柄に優れているものです。
しかし、前提として数字に強くなければ、会社を安定して経営することができません。
つまり、経営者であれば、まずは財務に強くならないといけません。

最低でも、B/S(バランスシート)、P/L(損益計算書)、キャッシュフロー計算書は読めるようになり、会社のお金の流れを正確に把握しておくことが必要です。

「そうは言っても、何から手をつけたらいいか分からない・・・・・・」
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