古田土式経営計画書を作成している企業の黒字確率は8割を超える
私たち古田土会計は「日本中の中小企業を元気にする」を経営ビジョンに掲げています。
そのためのツールとして、古田土式「月次決算書」と「経営計画書」の作成を顧客企業に指南しています。
二つのツールのうち、先ず、はじめに私たちが中小企業経営者にご説明するのが「経営計画書」です。
経営計画書作成にあたっては、面白いエピソードがございます。それは、かつて経営計画書作成を疑問視された経営者の方を納得させるために、私たちが用いた数字の話です。
私たちは、平成27年度当時、国税庁から発表された「黒字企業が282万5000社中、32%しかない」というデータに対して「古田土式経営計画書を作成している400社近い企業のうち80%を超える企業が黒字である」ことを件の経営者にお示ししたのです。
すると、その経営者の表情が一瞬にして変わり、経営計画書作成に前向きになられたことを今でも鮮明に覚えています。
私たちの37年間の経験上、経営計画書を作成すると黒字になる確率が格段と高まるのです。
それは、人間は目標をたてる、そうでない状況と比較をして頑張り方が明確になる不思議な生き物だからではないでしょうか。
次回のコラムから、中小企業経営者の方々に、古田土式「経営計画書」の要諦をご紹介していきます。