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column コラム

『「親族外」へ事業承継した会社は何故業績がよいのか』 (支配権より経営権が会社と社員を守る)

 

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親族外の人が社長になっている会社は、私の担当している会社の全て業績がよい

 

中小企業はほとんどが親族から後継者が選ばれる同族会社ですが、親族外に事業承継した会社の業績がコロナ禍でもよいのです。

過去最高益を出している株式会社日本テクノ開発様、株式会社丸和バイオケミカル様、株式会社木万屋商会様、や1億円以上の利益を出し続けている株式会社エイコー様、株式会社扶桑建設様。

これらの会社は私が担当している会社や毎月月次決算書を見ている会社、監査役として毎月又は2ヶ月に1度役員会に出席している会社です。

 

これらの社長は代々社員の中から選ばれています。

持株割合も50%を超えることなく、30%超です。

次の後継者へバトンタッチするときに、後継者に29%位まで持ってもらい、バトンタッチするときに、2%~3%譲渡して30%以下になれば少数株主になり、株式の評価は取得額になるからです。

 

会社により、全員が15%以下の持株の会社もあります。

創業者がバトンタッチするときにそのように株式を分散してくれたからだそうです。

この会社の現在の社長は、6代目です。

 

社員の中から社長が選ばれるために実績のない人や人望のない人は選ばれません。

社員から役員が選出され、取締役会がきちんと毎月開かれ情報が共有され重要な決定がなされます。

取締役会で代表取締役が選任されるために同族会社にありがちな公私混同や社長や同族だけが優遇される役員報酬、日当等はありません。

また社員だった期間があるので、社員の気持ちがわかるために社員の平均給与は世間相場や業界水準より10%~20%は高くなっています。

 

親族外の人が社長になっている会社は、私の担当している会社の全てが業績がよく社風がよいのです。

また自分達の会社は自分で守るので内部留保が厚く自己資本比率が高いのです。

 

 

 

「日経トップリーダー」に掲載されました!

 

日本経済新聞社で出している「日経トップリーダー」5月号の特集「親族外への事業承継、経営権と支配権を誰に、どう譲るか」に私共のお客様である株式会社エイコー様がカラーの2ページで取り上げられました。

株式会社エイコーの西谷社長は3代目です。

業績もよく社員は礼儀正しく社風のとてもよい会社です。

私は創業者の辻谷さんからのつきあいですから30年以上3代にわたってお手伝いさせてもらっています。

 

記事の1部を抜すいすると西谷社長「辻谷さんはもともと公私の区別に厳しい方です。社内規程で社長はビジネスクラスで海外出張できますが、辻谷は現役時代もめったに使わず、利用した際にはエコノミーとの差額を支払おうとするなど、地位に甘えない態度を貫いていました。今でも、会社のコピー機を使いに時々当社に出向いてくることがあるんですが、コピー代だと言って何百円か置いていこうとします。」

「当社では創業者時代から経営計画書を作成し、どんな考え方で経営していくかを整理しているため、経営があまり属人的にならない。その点で経営面の承継も比較的スムーズにできていると思います。」

 

株式会社エイコー様の事業承継がスムーズに行ったのは辻谷さんが全株を放出(それも1株1,000円)し、欲をかかなかったことと、経営計画書により理念や方針の共有がなされていたからです。

 

「事業承継では持株比率も重要ですがそれ以上に経営をどう承継するかというほうが大事です。後継者は、売り上げをつくることができるか、トップにふさわしい人間性を持っているか、先代の経営や人生に敬意を払っているか、そして、経営理念をしっかり受け継いでくれる人物か」(日経トップリーダーのまとめ)

 

最後の事例3に古田土経営の飯島社長へのインタビューがカラーの3ページで記事になっています。

飯島社長「事業承継で大切なことは血縁ではなく、会社の企業理念が体に染み込んでいて、それを先代と共有し、さらに社内外にきっちりと伝えていけるか、ということだと考えています。」

 

5月号のトップリーダーには、執行役員の佐奈が「事業承継協会」代表理事として専門家としてアドバイスを2ページ、同じく執行役員の川名がセミナーの講師としての案内、さらに株式会社武蔵境自動車教習所の高橋明希社長がグロース企業トップインタビューで4ページ記事に載っています。

 

 

古田圡 満

 

古田圡に経営の相談して下さい。土曜日以外、webでもOKです。