『経営計画書は夢を叶える魔法の書です。』 (夢に日付と数字を)
経営者が凡人であっても夢を叶える道具があります。
子供の頃に「将来の夢は」と聞かれるとプロ野球選手になりたいとか、プロサッカー選手になりたいとか答えたものです。
大人になってみるとそのような夢をかなえた人はほとんどいません。
学校の先生とか美容師、パティシエになりたいという夢を持った人は実現しているかもしれません。
しかし、自分の今の職業での仕事が子供の頃に描いていた夢と一致しているでしょうか。
私はドジャースの大谷選手の大ファンなものですから、去年の11月と12月に大谷選手の特集が組まれ放送されたのを見ました。
そんななかで感心したのは高校3年生のときに、NHKのインタビューで「将来の夢を色紙に書いて下さい」と言われて書いた言葉が「世界一の野球選手になる」でした。
大谷選手は本当に世界一の野球選手になりました。
大人になっても夢を持ち続けることはできます。
京セラの創業者である稲盛和夫さんは「誰よりも強い願望を持ち続け努力していれば夢は実現する」と言われています。
私達凡人が夢を叶える方法はいろいろな本に書かれています。
経営者が凡人であっても夢を叶える道具があります。
経営計画書を作り運用することです。
第43期経営計画発表会が行われます。
今月の1月14日(火)に第43期経営計画発表会が行われます。
鈴木代表が今年の重点方針と基本方針を中心に90分位経営方針を発表します。
経営計画書P52~53に30年間の長期事業計画が書いてあります。
これは私が2011年の経営計画書に書いてその後は少しずつ追加していきました。
2010年までは過去の実績です。
売上10.5億円、社員数135人、純資産8億円でした。
今年は2025年です。
30年計画の半分が経過します。
事業種目では「経営計画書の作成指導数で日本一になる」この夢は去年中には実現しました。
中小企業のお客様への価値の提供では「日本で一番お客様から喜ばれる数の多い会計事務所になる」これも日本一だと自負しております。
お客様数4,000件に対して、現在3,800件、グループ売上(粗利益)30億円に対して現在32.5憶円、社員数400人に対して現在450人純資産30億円に対して28億円です。
人づくりは「人づくりといえば古田土経営と言われるようになる」「社会貢献により、より良い社風の会社を目指す」と書きました。
人を大切にする経営計画書を道具として活用することにより会社には多くの人が会社見学に来て下さるようになり、社員の働く姿、態度を見てほめていただいています。
特に朝礼見学には年間300人位は参加してくれています。
社員満足度も高くなり、離職率は大幅に減少しています。
経済産業省よりは「新ダイバーシティ経営企業」他数々の賞を受賞、障がい者雇用では「精神障害者等雇用優良企業」として厚生労働省より受賞「もにす認定」も受けました。
社会貢献では、去年5月14日に経済産業省よりの推せんにより叙勲(旭日単光章)を受け皇居において天皇陛下に拝謁を許されました。
士業では協会の役員をやった人に旭日小綬章等はいますが、旭日単光章はいないと思います。
受章した理由は中小企業支援による社会貢献です。
夢にも思わなかったことが実現しました。
社員の処遇では「高給与、時短の達成」ですが、高給与(35歳男女平均で620万円)は実現しています。
時短の成果は出ていますが、これからより一層の努力が必要です。
経営計画書は夢をかなえる魔法の書です。
15年前に書いたことが夢以上の成果になっています。
夢に日付と数字を入れた経営計画書を作り、毎年経営計画書の内容を見直し、実施していけば夢は実現します。
その夢は、個は個人の夢でよいのですが、会社は、社員と家族の幸せを願うものであること世のため、人のため社会に貢献するという「利他の心」のあるものであればあるほど世間に応援され実現するのではないでしょうか。
まさに経営計画書は夢をかなえる魔法の書です。
古田圡 満