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kitanaiji 汚い字シリーズ

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『社長 あなたに相棒(No.2)がいますか』 (経営は運と縁)

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社長に苦言を呈するNo.2を求めてください

 

私は会計事務所を経営してきて39年間、3,000社以上の中小企業の顧問をしてきましたが、伸びている会社には間違いなく共通していることがあります。

それはNo.2(相棒)の存在です。

 

会社を潰すのはトップです。

ですが会社を伸ばすのはNo.2です。

間違いありません。

絶対に経営者1人では大きくできません。

No.2との出会いがあるかどうかが経営者に運があるかないかの分かれ道です。

 

№2は育てるものではなく出会うものだと思っています。

すばらしいNo.2に出会ってもこの出会いを生かせない社長と生かせる社長がいます。

 

スーパー ダイエーの創業者中内功さんは生かせなかった事例として有名です。

倒産した会社や社風の悪い会社は、その原因がお客様や社員のせいということはありません。

ほぼ100%社長のせいです。

 

No.2(相棒)は、会社の役職ではありません。

役職が専務とか常務でも社長のイエスマンで社長に苦言を呈することのできない人はNo.2とは言いません。

中小企業の社長は思いつきで行動することが多く、反対意見も聞かない人がいます。

社員の失敗は責めますが、自分が思いつきで始めた事業が失敗しても責任を取りません。

今回のコロナ禍で赤字になって、社員の賞与は大幅に下げても自分の役員報酬を下げない人もいます。

 

会社にNo.2がいる会社の社長は運のいい人です。

当然ですが、苦言を受け入れる器が社長に必要です。

社内に今いない場合は外部から求めることです。

社外取締役、監査役です。

 

今年になって私に役員になって、毎月の役員会に出席してほしいという依頼が1社ありました。

理由は、外部から見て私の経営が間違っていないかチェックし、意見を聞かせてほしいからだそうです。

本当に謙虚です。

こういう会社は伸びると思います。

 

会社を成長させよい会社にするために社長に苦言を呈するNo.2を求めて下さい。

 

 

社風はトップが創っているのではなく、No.2が創っている

 

No.2(相棒)には、もう1つの大きな役割があります。

それはよい社風を創るということです。

 

致知出版社の藤尾社長によれば、「成長している会社には共通点がある。それは社風がとてもよいということ。そしてその社風はトップが創っているのではなく、実はNo.2が創っている。トップは経営方針を社員に発表しますが、方針が社内に浸透するかどうかはNo.2次第です。」ということです。

社員から見るとトップの言うことは、コロコロ変わるので新しい方針を打ち出しても「またか」と本気にしません。

 

ところが、実力があり、社員から信頼されている№2が先頭に立って社長の方針を実行すると社員はついてきてくれます。

この繰り返しでよい社風が創られます。

よい社風はNo.2が創ります。

 

私達古田土会計は、現在、グループ全体で顧問先3,500社、社員数360名です。

会計事務所としては日本有数の規模になり、業界のブランド力もついてきました。

こうなれたのは、自他共に認める№2の吉田専務がいたからです。

彼女は、私が間違っていたり、弱気になっていた時に、よきアドバイスをしてくれました。

 

また、経営計画書の指導では業界№1ですが経営計画書により、よい社風が創られ、自分達が経営計画書で実践していることを伝えているので実践的でわかりやすく、同業者とは圧倒的な差別化がなされています。

経営計画書に書いてある方針を吉田専務は先頭に立って実践してくれました。

 

また私にはない人事、労務や保険の才能があり、これらを事業化し、会社の事業の柱になっています。

そして、後継者にも恵まれ、3年前に引き継いだときには、220名の社員が280名(古田土会計のみ)になっています。

 

吉田専務との出会いは運です。飯島社長との出会いは、使命感と経営理念が縁だと思っています。

私は本当に運と縁に恵まれています。

 

古田圡はいつでもお客様の相談に応じます。(時間・日時は相談)

 

古田圡 満

 
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