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column コラム

『日本政策金融公庫より借金しましたか』 (個人保証は外せます。交渉しましょう)

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日本政策金融公庫の融資はぜひ借りて下さい

 

コロナ禍において会社が対応すべき4つの対策として繰り返しこのきたない字シリーズで書いてきたのは、

 

①資金の調達 まず日本政策金融公庫や商工中金の公的金融機関から借金をする。

無担保・無利子(3年間)無保証しかも据置期間5年以内、運転資金でも返済期間15年以内なのでこんなにありがたい融資は今迄なかった。

是非とも借りて下さい。

 

②次に経費の削減 まずは役員報酬を半分位に下げる。

そのためには役員報酬は普段から半分位は使わないで貯金しておく。

 

③番目はコロナにより現市場が縮小しているので、新市場を開拓する。

(例として、飲食業が出前、持ち帰り、通信販売を始め、売上高の減少をカバーしている)

私達古田土会計では、web対応のお客様が増えた。

コロナが収束すれば現市場の売上が回復し、新市場とで大幅な売上増加になります。

また経費の内容をチェックした結果(②の追加)広告費、交際費、旅費交通費等の経費が大幅に減少した会社も多くあります。

 

④番目は財務体質の見直しです。

バランスシートを改善して、自己資本比率を高め、資金を十分に持つ経営を目指しましょう。

 

 

ピンチをチャンスに変える

 

私は、日本政策金融公庫の融資は、中小企業にとってはこんなありがたい融資はないので、ほとんどのお客様が公庫より資金調達をしているものと思っていましたが、決算書の借入金の内訳書を見ると公庫より借入金のない会社で借金が多く年間返済額の多い会社が見受けられました。

 

理由を聞くと、うちの社員が強く勧めていなかったというのが真実だったようです。

お客様は素人ですから、プロである私達がもっとわかりやすく、こんなにも有利な借り入れなのだと強調すべきでした。

 

例えばあるお客様ですが、コロナ前には約4億円の借金があり、毎月1,500万円、年間1億8千万円を返済していました。

当然利益等で返済できないので、返済額を借金するということを繰り返していました。

コロナ融資により据置期間3年、その後10年返済で4億円を公庫より調達できました。

 

現在の借入金は、担保あり、利息あり、個人保証ありです。

この据置期間3年で公庫以外の借入金はゼロになります。

ゼロになれば担保も個人保証も外せます。

 

しかも3年間は実質無利子なので利息の二重払いになりません。

3年後には、月々の返済額が1,500万円から、333万円になります。

月々の減価償却計上額が250万円なので、年間約1,000万円の利益で借金することなく、借金を返せることになりました。

 

公庫の融資は、コロナにより売上が大幅に減少した会社よりもあまり影響を受けない会社のほうが使い勝手がよいのです。

キャッシュフローが大幅に改善されます。

この公庫の融資は経済産業省HP等で確認して下さい。

 

要件を一部抜すいすると、『コロナの影響で一時的に業況悪化し、「最近1ヶ月」または、「直近2週間以上」または「直近6ヶ月月平均」売上高が「前3年のいずれかの年の同期」と比較して5%以上減少している方』です。

ほとんどの会社に当てはまります。

 

融資限度額は6億円(実質無利子は3億円)、4年目以降は1.11%です。

公庫と商工中金の両方より借り入れも可能です。

今からでも遅くありません。

活用しましょう。

 

 

保証なしの交渉

 

経営者の個人保証は外せないと思い込んでいる社長さんは多いと思います。

 

外せます。

 

金融庁より「経営者保証ガイドライン」というものが出ており、社長の対応として3つの要件、銀行の対応として5つの要件が示されております。

もし保証人を外すことをお願いして断られた場合には、その必要性について明確な説明を受けることが必要です。

 

不十分な点を説明を受け改善すれば保証が外せるからです。

 

経営者保証を外したいと思われているお客様は、古田土会計の担当者に声を掛けて下さい。

金融庁、日本政策金融公庫の保証免除制度の資料を差し上げます。

 

また中小企業庁からは、「事業承継時に経営者保証を不要とする新たな信用保証制度の創設」(令和2年4月から開始)が示されました。

 

経営者保証は銀行からは絶対に外しますとは言ってくれません。

社長が自分から動くことです。

まず新規の借入れから保証なしで交渉してみて下さい。

 

古田圡 満