『念ずれば花ひらく(坂村 真民)』(経営計画書は思い続けた未来を実現する魔法の書)

信念というものが確固なものになる
この文章は1月13日に書いています。
去年の年末に税理士法人生駒会計の生駒先生の書かれた生駒会計ニュースに「中村天風先生」のことが書いてあったので、年末に1991年に買って読んだ「盛大な人生」(中村天風著、日本経営合理化協会)を30年ぶりに読み返してみました。
3日間夢中になって読みました。この中で印象に残った文章があります。
欲についてですが「よく捨欲というが人間の欲望というものは絶対に捨てることはできない、大いに欲望の炎を燃やせ、欲望には苦しい欲望と楽しい欲望がある、本当の欲望というのは楽しい欲望、楽しい欲望のなかで一番尊いのは霊性満足を目標とする欲望、霊性の満足というのは、常にできるだけ自己の言葉や行いで他人(ひと)を喜ばせることを目的とする。とにかく他人の喜ぶような言葉や行いを自分の人生の楽しみにしてごらん」
「信念というものは、人間各自の心のなかにある宿願達成の原動力となるもの、信念というものは、生きている毎日、瞬間の人生に絶対必要なもの、強固な信念をつくる」
「想像力を応用して、心に絶えず念願することを映像化して描くことによって信念というものが確固なものになる」
「想像を連続して、はっきり絶え間なく同じことを描きゃいい、心に映像を絶え間なく描くと同時に自己暗示も絶え間なく反復連続しなきゃいけない」
「積極的な自己暗示をかける、自己暗示は、潜在意識のスクリーン上に描かれた映像どおりにそれを実現させる働きを持っている。」
「潜在意識を固定する」
経営方針書は「魔法の書」
1月11日午後1時11分に「第42期経営計画発表会」を開催しました。
第一部では、ビューティアトリエグループ総美(そうび)の郡司成江(まさえ)様に基調講演をお願いしました。
郡司さんの話では経営方針書は「魔法の書」だと繰り返し話され、経営方針書を道具として活用され、経営をしていく上で、大切な考え方を共通言語化し、経営理念を元に人財教育されているからこそ、ビューティアトリエグループの皆様が夢に向かって、活き活きと働かれていることがよく分かりました。
また、美容室の枠を超え、お客様に美しい暮らしをご提案されていることに感動しました。
特に動画を見て涙が出てきました。
本当に経営計画発表会にぴったりの講演でした。
郡司社長ありがとうございます。
第二部は、鈴木代表の発表です。まず前期の計画と実績です。
売上目標24億5千万円に対して実績は24億6,600万円 経常利益3億円に対して2億9,570万円。
利益目標が達成できなかったのは、人件費が計画より41百万円増加したこと。
そして、11月までは、売上が計画より47百万円不足していましたが、12月に多額の売上が計上され、目標が達成されました。(古田土会計Gでは売上=粗利益)
第30期よりの12年間で目標が達成されなかったのは新型コロナ(2020年)の年を含めて3回のみです。
「念ずれば花ひらく」という言葉こそ、経営計画書そのものではないでしょうか、念ずればとは思い続けること、天風先生の言うように、目標は必ず達成するという強い「信念」を持ち、1年後、5年後の未来を想像し、未来を映像化したり、数字化、言葉にして、絶え間なく実現すると自己暗示をかけ続けると実現します。
「人を大切にする経営計画書」を作ってもらうのが私の夢であり使命です
郡司社長、一倉定先生の言われるように経営計画書はまさに魔法の書なのです。
一社でも多くの中小企業に「人を大切にする経営計画書」を作ってもらうのが私の夢であり使命です。
けっして簡単に達成できる目標ではないのに実現しているのは、常に絶え間なく数字が達成できると自己暗示をかけ、経営計画書をボロボロになるまで使い切っているからです。
鈴木代表は今年が初めての発表ですので正月もゆっくり休めなかったと思います。
苦労した分発表はすばらしかった、わかりやすかったと大変評判がよかったです。
また経営計画書も去年までのものより、わかりやすく、映像化された未来像MAPはお客様も驚かれていました。
過去最高の経営計画書です。皆様是非買って頂き、読んで下さい。
古田圡 満