『古田土グループの志(こころざし)』 (中小企業で働く社員と家族を幸せにするために私達は成長拡大する)
数字を読めるようになるための最高の道具
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
国税庁の資料によると会社を設立してから10年後も生き残っている会社は100社中7社~8社だそうです。
30年続いている会社は1%もありません。
会社が潰れるのはお金がないからです。
お金がなくなるのは売上が上がらないからです。
社長がいくらよい技術、商品、製品だと思っても市場で売れなければ倒産します。
潰さない経営をするためには社長は、財務を知り、マーケッティングを知り、実行しなければなりません。
私は経営とは「財務とマーケッティングと人づくり」だと思っています。
何故社長は、財務が弱く、貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)が読めないのか、私は、会計事務所に責任があると去年の12月16日に発売した本「なぜ社長は決算書が読めないのか(あさ出版)」に書きました。
社長が数字を読めるようになるためには、会計事務所が月次決算書で毎月数字に慣れてもらい、B/S、P/Lの目的をお客様に説明し、目的を実現するために月次のB/S、P/Lを決算のための財務会計ではなく、儲けるため、お金を残すため、すなわち、経営の役に立つ会計である管理会計で月次のB/S、P/Lを工夫してお客様に提供し、説明しなければなりません。
そのための最高の道具が古田土式月次決算書と社長の成績表、経営計画書なのです。
世の中に認められるよう発信力を高める
私達は、中小企業で働く社員と家族のために会社はもっと儲け、財務体質を強化し、給与と賞与を公務員並に払える会社になってほしいと思っています。
私達はこの志を実現するために同業者に月次決算に力を入れるように働きかけてきましたが、会計事務所支援塾の皆様以外は今迄の財務会計中心の仕事のやり方を変えようとしてくれません。
そこで私達古田土会計が先頭に立って、会計事務所業界の月次の仕事のやり方を変えてゆこうと決意しました。
業界の常識を変えるためには、私達が世の中に認められるように発信力を高めなければなりません。
そのための手段として、本を出版しました。
また日経トップリーダーという雑誌で財務の記事を連載しています。
銀行さん等でも経営計画セミナーをしています。
そして何よりも業界で認められるためには、社員数やお客様の数です。
私達古田土会計グループは去年より拡大に舵を切りました。
総社員数は430名を超え、お客様の数も3,700社を超えました。
無借金で預金等の金融資産も十分に持っているので自己資産で投資し成長拡大できます。
また成長拡大のために絶対欠かせないのが人財です。
飯島社長になって5年が経過し、人財が育ってきたという実感があります。
去年には、西船橋支店、横浜支店、年末には大阪支店を開設することができました。
既に仙台支店と四国高松に生駒会計があります。
社会貢献としての障がい者雇用
会社の規模が大きくなると人に人格が必要なように、会社にも社格すなわち会社としての品格が求められます。
会社の品格として私達が重視しているのが、障がい者雇用です。
この分野でも中小企業のモデルになりたいと思っています。
現在は10人ですが、将来は20人に増やす予定です。
先月にはTBSのNスタが障がい者雇用の私達の取り組みをテレビ放送してくれました。
経営は自分の会社のみがよくなるのではなく、働いてくれている社員と家族の幸せ、そして社会貢献としての障がい者雇用等世のため、人のため、社会の役に立つ会社になり「利他の心のある会社」になる必要があります。
私達はこのような会社を1社でも多く育成することを志(使命)として働きます。
これが、私達が成長拡大する理由です。社会に貢献するために頑張ります。
古田圡 満